2012年9月20日木曜日

西国1回 青岸渡寺

平成24年9月17日
青岸渡寺参道

難波から41名のお客様と7時50分に出発。敬老の日とあって交通渋滞も予想され、帰りが遅くなるのではとドライバーさんと話を交わした。遠距離なので、ドライバーさんは二人乗務だ。台風接近の影響からか、御坊を越える頃から風雨が激しくなった。
お客様に聞けば、お参りの経験の無い方が10名ほどいらっしゃったので、その方たちを中心に説明をしていくことにさせて貰った。そうかと思うと、和尚の知り合いなのだが、休日はご夫婦で必ずお参りという大ベテラン先達も同行だ。朝のお勤めを済ませ、勤行次第の意味などについて説明をする。印南SAで休憩し、お弁当を積み込んだが、その時は雨も上がり、青空も覗いていた。南高梅で名高い、「中田食品」に10時過ぎ到着、平日なら工場見学もあるのだが、本日はお休み。いろんな種類の梅干と梅酒が試せるのが楽しい。件の先達夫婦が、梅干のお土産をくださった。車中でお弁当をいただきながら、那智山の麓の「かまぼこセンター」に12時半着。今月からタクシーで登るオプションが始まり、6~7名が手を挙げたようだ。(石段は500段ほどか)まずは「那智の滝」のお参りから130段ほど石段を下り、記念撮影。雨のせいか水量は豊富、土砂崩れの修復工事が進行していた。いよいよ寺参りだが、幸いなことに雨は上がっている。本堂でお参りのあと副住職の法話をいただく。西国札所でここほど懇切丁寧な法話をされるところは無い。お客様も聞き入っている。14時10分打ち止め、45分後にバス集合の声をかけて、散開する。和尚は那智大社に詣出て下山、熊野交通の観光センターで名物の「那智黒ソフト」をいただく。ここでしか味わえない逸品だ。
和尚の携帯電話が鳴る。ご婦人が一人迷子になったようだ。迎えに行って事なきを得た。出発時に迷子予防に携帯電話番号をお伝えするのだが、今日はお役に立った。「ちかつゆ」「紀の川SA」と休憩して難波を目指す。予想に反して、渋滞に巻き込まれることもなく、スムースに帰着。道中は雨が降っても、お参りでは傘いらず、本当に日頃のご精進の良い方ばかりだ。合掌

 那智の滝にて  台風の 雨を加えて 大瀑布

 青岸渡寺にて  説法に 瞳輝く 秋詣り

1 件のコメント:

  1. 西国巡礼は、日帰りコースなのだが、この第1回と第12回は
    特にお値打ちだと思っている。個人的にゆこうとすれば1泊は必要だし、費用も大変だ。まして運転して行くとなれば、ヘトヘトになるからだ。

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