2019年7月26日金曜日

四国1回 1~6番 生駒発

令和元年7月23日

生駒から添乗。8時25分出発、ドタキャンが2名というが40名を超えるお客様と四国を目指す。初めてのお客様も結構いるので、その方々を中心お参りについて説明しながら走る。夏休みに入ったためか、近畿道が渋滞というので、国道168号を北上し第2京阪から高速へ。淡路SAまで2時間近く要した。1番霊山寺で記念撮影の後、本堂で法話。12時半を超えたので、2番極楽寺のお参り前に、お弁当をとっていただくことに。極楽寺の大奥様と久しぶりのご挨拶。抱き地蔵を順に抱いて大師堂へ。3番金泉寺は見どころの多いところ、特に大師堂には弘法大師の1代記の額が掲げられており、説明させていただく。4番大日寺の西國三十三所ご本尊の修理も無事終わっていた。山門前の石碑も設置が終わり、和尚の名前も確認出来た。立ち寄り先のハレルヤ製菓には17時半までにとのことだったので、時間を気にしながら5番地蔵寺へ。800年を超える大銀杏に青い銀杏が実を付けている。6番安楽寺の仏様は、本尊薬師如来以外は松本明慶師の無名時代からの年代毎の作品が揃っている。薬師様の眷属、日光・月光両菩薩について話をさせていただいた。ハレルヤ製菓に17時15分に入れ、ホットする。淡路HWOに立ち寄って、生駒着20時25分。お疲れ様でした。西大寺、JR奈良の方はもうひと踏ん張り。
後日、お客様からのアンケートで苦言を頂いた。輪袈裟の逆さまの着用など、ご注意したのだが、皆の前で恥をかかされたとのクレーム。初回なので、色々と申し上げた一つなのだが、お気に障ったようで失礼いたしました。気を付けます。

 梅雨明けの阿波路の風や打ち始め

2019年7月16日火曜日

西国1回 青岸渡寺 生駒発

令和元年7月13日

生駒から40名を超えるお客様と8時20分出発。連休の初日とあってか紀の川SAを出ると大渋滞、広川南まで続いた。令和を記念して、6回目に挑戦という85歳翁は、四国でも
和尚と一緒だったとか。四国遍路も令和記念に再スタートすると元気一杯だ。中田食品のギャラリー梅園は、相変わらず素晴らしい。那智の麓のカマボコセンター到着は14時前、雨足が激しくなり、雨中のお参りを覚悟。那智の滝は、梅雨時期とあって水量が豊富で、轟々と音を立てて大迫力だ。青岸渡寺への石段の水たまりを避けながら登る。那智の霊水を頂こうと、ペットボトルの持参をお勧めしておいた。いつものように副住職の法話を聞かせていただき、45分後の16時20分出発を告げて散会。ちかつゆ、紀の川SAと休憩して21時20分、生駒着。久しぶりの雨中のお参り、お疲れ様でした。合掌

 残り梅雨 集めて轟々那智の滝 

2019年7月11日木曜日

四国10回 60~65番  なんば発

令和元年7月9~10日

なんばから42名のお客様と伊予路へ向かう。初日は、難所の65番三角寺と60番横峰寺の2ヶ所が精一杯だ。吉野川HWOで昼食を摂り、三角寺の麓に12時40分頃到着。ジャンボタクシーに分乗して、山門下へ。急な石段を上りきると、鐘楼門が待っている。順に鐘を突いて境内に。本堂の前には、一茶の句碑があり、歌われた山桜の老木がある。11面観音のご真言を唱えて、大師堂へ。その脇に寺名由来の三角池がある。弘法大師が三角の護摩壇を築いてご修法された跡だ。60番横峰寺までは、1時間ほどだが、雨足が強くなりだした。麓からマイクロ2台で山頂の駐車場へ。ここから境内まで山道を下る、ということは帰路は結構な登りになる。和尚は、マイクロから降りるときに、勢い良く折たたみ傘を開いたら、傘の柄が抜けて壊れてしまった。お客さまが予備の傘を貸していただいたので、事なきを得た。本堂に上がり込んでお勤め、大師堂では軒下に分散してのお参りとなった。お宿の道後温泉ルナパークに17時40分頃到着。有名な坊ちゃん湯の本館は7年かけての大修理に入ったとのこと。夕食は、鯛尽くしの料理。からくり時計に合わせて、温泉街の散策に。
10日 小雨模様だが、大したことはない。朝食バイキングで朝カレーを楽しんで8時出発。先ずは、ハタダのお菓子館に立ち寄ってお買い物タイム。石鎚山系の伏流水を汲ませてもらう。これは仏様用だ。64番前神寺は、奥行きの深い札所。途中で滝を浴びるお不動さんに1円アルミ貨を投げて、ぴたりを貼り付けば、ご利益があると試みる。和尚は2度失敗して諦めたが、うまく貼り付いた方の歓声が沸く。お財布にいれる幸運の招き猫を紹介すると、まとめ買いする方も。63番吉祥寺は、霊場唯一の毘沙門天がご本尊。七福神の残り六体を祀るお堂を一列になってお参りする。61番香園寺では、大講堂に上がり、大日如来について解説させて頂いた。講堂の音響効果が素晴らしく、天井からお経が降ってくる感じだ。第2駐車場に62番礼拝所があるが、このほど本堂が落慶。初めてお参りさせて頂いた。父親が宮大工だったというお客様が、じっくりと眺めて3~4000万円は掛かっていると話してくれた。12時20分打ち止めして、昼食会場のリンリンパークへ。帰路は、吉野川HWO、淡路HWOと休憩して梅田18時25分着、なんば18時45分着。淀川左岸線を使って野田阪神方面に出たのが、大正解だったようだ。合掌

残り梅雨 鐘楼門の 鐘響き



西国5回 12~15番 天王寺発

令和元年7月8日

天王寺から44名のお客様と出発するのだが、天王寺公園で迷った方がいて、15分遅れ。12番岩間山正法寺に10時過ぎ到着。雷除けのご本尊だが、芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」の古池が本堂と不動堂の間にあるというのも有名だ。本堂に上がってのお勤め、ボケ封じの4番札所でもあり、長い行列ができた。山を下って瀬田川に沿えば、13番石山寺。
東寺真言宗大本山で勅封二臂如意輪観音がご本尊だ。広い境内を案内して回る。国宝の多宝塔の姿が素晴らしい。ちょうど昼時で、洗心寮でシジミご飯の定食を頂く。昼一番は14番園城寺、三井寺のほうが通りが良いようだ。先ずは、一気に観音堂に向かう。それからは、元気な方を案内して境内を巡る。三重塔、弁慶のひきずり鐘、三帝の産湯井戸、金堂、三井の晩鐘、釈迦堂とお参りしながら1時間15分ほど。15番今熊野観音寺へ向かう途中で、井筒八つ橋に立ち寄る。ご婦人方の買い物意欲は、旺盛だ。今熊野観音寺に、弘法の五智水が汲めるので、ペットボトルなどの用意を呼び掛けていたが、皆さんその気になって行列ができた。16時30分打ち止め。天王寺着17時過ぎと順調な一日でした。合掌

古池や 雷封じ 岩間寺