2010年2月22日月曜日

四国別格二十霊場 1番・4番


平成22年2月17日

今年から、阪急トラピックスでは、別格二十霊場の巡拝方法を変更し、1回目は日帰り、2・3・4回を1泊2日のコースとして一巡することとなった。今までは、2泊3日を2回で一巡する方法だったので、和尚も添乗する機会が中々なかったが、早速、出番がやってきた。四国5番地蔵寺の奥の院の駐車場からマイクロバスとタクシーに分乗して1番大山寺に向かう。車がやっと通れるほどの道を上る。御本尊は千手観音、源義経の必勝祈願の寺でもある。
4番鯖大師は、阿波路を一気に南下、薬王寺を越えて走る。薬王寺から最御崎寺間の宿泊所としても遍路さんによく利用されている。御本尊は弘法大師、なんといっても、洞くつの中に安置されている西国33札所・四国88ヶ所札所のお砂踏みが圧巻である。そして奥にある護摩堂が、雄大で素晴らしい。大きな不動明王がにらみを利かして鎮座する。
鯖大師の由来は、修行中の弘法大師が馬子に積み荷の塩鯖を所望したところ、口汚くののしられて断られた。馬が峠を越えようとする時、苦しみだした。先ほどの僧が、空海であることをさとった馬子は、鯖を持ってお詫びし、馬を治してくれるよう懇願する。大師が加持水を与えると馬は、たちまち元気になり、また、浜で塩鯖を加持すると生き返って泳いでいったという。
鯖を3年断って祈念すると、願いごとが叶い、病気が治り幸福になれると云われる。
財布の中に入れておく「財宝のお守り・鯖大師百万竜両」を皆にいただいた。合掌
(写真は、鯖大師の四国霊場お砂踏み)

四国2回 7番~11番


平成22年2月16・19日

今月は、お正月スタートの第2回目。7番十楽寺から11番藤井寺までの5ヶ寺のコースだ。16日は梅田から27名、19日は難波から42名のお客様とご一緒だった。お正月の大混雑に比べると、落ち着きを取り戻した感がある。まずは、納経用品の追加購入とトイレ休憩をかねて1番霊山寺に立ち寄る。その後のコースは、まちまちになるが、和尚の好きなのはまず11番に飛び、逆打ちをするコースだ。メリットは、11番から10番切幡寺までの間で、昼食が取れることだ。藤井寺は、目下山門などの工事中で、金槌の音の中でのおまいり。本堂の30畳敷の雲竜の図が素晴らしい。10番切幡寺は、バスを降り、タクシーか歩きかの選択だ。16日は、半数がタクシーだったが、19日はタクシーはたったの4人、80歳を超えるじい様も歩ききった。山門まで800m、そこから333段の階段を上るのだ。「女人即身成仏」の寺として名高いが、住吉神宮寺の西塔を10年かけて移築したという「大塔」(重文)が素晴らしい。本堂、大師堂より高台にあるためか、ご案内する先達とそうでない先達がいるようで、何度も来たけど初めて上ったという声も。そこからの景色も絶景で、吉野川が美しい。健脚わらじの奉納が本堂に積み上げられている9番法輪寺の門前の草もちが評判、2個入りから各種あるのも気が利いている。8番熊谷寺の参道は、ご詠歌の声が流れ、とても雰囲気が素敵だ。本堂から石段で大師堂に上ると、本堂の鬼瓦が眼前に迫り、お客様はびっくりするやら、大喜びするやら。7番十楽寺は、御大師様が、白塗りのお顔の美男子で、和尚は「役者顔のお大師様」と称している。
本堂と大師堂の間にある「目の地蔵様」も人気、和尚は、打ち止めの寺なので、時間を気にすることもなく、愛染堂に案内する。「煩悩即菩提」「縁結びの仏様」だ。キューピットと同様に、弓矢を持っているのだ。合掌
(切幡寺・梅花越しに大塔を望む)

2010年2月13日土曜日

常徳寺のイベント

平成22年2月13日

和尚がお預かりしている奈良 唐古 常徳寺の催事のご案内です。和尚も日頃は住職というより「飛ぶ職」で寺を留守にしていることが多いのですが、たまには、お寺で法要などするのです。今年の予定を書いておきますので、よろしければご参加ください。
 3月14日(日)~17日(水) お四国伊予の国一国巡り
 3月20日(土)13時~  
         弘法大師御逮夜法要及び「こんにゃく祭り」
 4月 3日(土)13時~  釈尊降誕会「花まつり」法要
 6月 9日(水)      「戌年同行の会」信貴山詣で
 9月20日(土)13時~ 
         弘法大師御逮夜法要及び「こんにゃく祭り」
11月15日(月)~17日(水) お四国讃岐の国一国巡り
12月31日(金)13時~  年越し厄払い法要
お問い合わせなどは和尚の携帯へ ☎090-2351-3927