2020年7月10日金曜日

四国逆打ち4回 71~65番 天王寺発

令和2年7月7~8日

コロナ禍のせいで、遍路ツアーが中止となり、和尚も2月以来の先達となりました。3密を避けるため、阪急もいろいろな工夫を施していました。バスの定員も通常の半分の24名。乗車時には、体温を測り、手の消毒をし、マスク着用。社内でのお弁当も、マスクを外すことになるので中止。etc.今回は2台のバスに分乗してのお参り、和尚のバスは1号車、8時半に出発して71番弥谷寺を目指す。途中の津田の松原SAで、各自食事を摂ってもらうやり方、和尚はもちろん讃岐うどん。71番弥谷寺には12時半到着。猛烈な雨の中、寺のマイクロバスに20人、歩き組が4人。和尚は歩き組に付き添きそって登り始めたが、石段を下る雨が滝の様。「これこそ修行ですね」と喜ぶお客さん。和尚は通販で仕入れていた防水靴が威力を発揮、全く水を寄せ付けない優れもの。大師堂でマイクロ組と落ち合い、本堂まで。更に大師堂に戻り、入堂してのお勤め。納経所で聞けば、ようやく大阪からの参拝客は復活したが、関東方面はまだとのこと。弥谷寺を終えると、雨は少し落ちついてきた。70番本山寺の五重塔がスッキリ爽やかな姿を見せている。69番観音寺と68番神恵院は、同じ境内にある。添乗さんは同じ納経所で2ヶ寺分のご朱印を頂くは、我々は順にお参りだ。打ち止めは、67番大興寺。弘法大師ゆかりのカヤの木と大楠が迎えてくれる。天台と真言の両方の大師堂があるのも、両宗の道場であったからという。お宿は丸亀のオークラホテル、競艇場の目の前にある。食事も、教室のような席並びで対策を取っている。お風呂も18人の定員、移動はマスク着用だ。
8日 7時45分の出発。66番雲辺寺へ向かう。2号車は8時40分のロープウエイ、我々は9時の便に乗る予定だ。ところが、我々が追い付いてしまい同じ便で山頂へ。本堂と大師堂に分かれてお参り、事前に伝えてあったので、皆さんとペットボトルで霊水を頂く。順に「おたのみなす」で祈願してお勤め、9時40分の便で下山、65番三角寺へ向かう。ジャンボタクシーに乗り換えるのだが、いつもより山頂近くに合流地点がある。どういうことかと聞いてみると、3密を避けるため、お客様は1台4人に制限。そこでピストン輸送の時間を短縮する為、いつもより山頂近くに移動させたというのだ。天王寺~三国ヶ丘ルートの2号車に先行してもらい、我々はゆっくりお参り。お昼は、観音寺グランドホテル。大声を控えるため、食時作法も中止だ。鳴門西PA、淡路HWOで休憩して天王寺着17時前。弥谷寺以外は、雨もなく良いお参りとなりました。折角の逆打ち年が、コロナ禍でスケジュールがバタバタになっていますが、頑張ってお参りください。合掌