2019年5月18日土曜日

西国9回 26+27番 天王寺発

令和元年5月15日

一乗寺と圓教寺を巡るコース。三国ヶ丘~天王寺で44名の満員のお客様。8時40分天王寺を出発、三木SAで休憩し26番一乗寺に10時20分到着。昨日とは一転、爽やかな五月晴れの上天気。3つに分かれた161段の石段の踊り場に常行堂と国宝の三重塔が建っている。本堂でお勤めの後は、山道を下る。新緑にこぼれ日が美しい。納経所の係の方が超丁寧で時間がかかり、1時間半近く要した。昼食は「揖保乃糸そうめんの里」、夏近きを感じるメニューだ。27番圓教寺まで30分掛からない。13時30分発のロープウエイで山頂へ。山内のマイクロバスを利用する方は10名ほど。札所のご本尊が並ぶ山道を説明しながら、摩尼殿へ。打ち止めの後、希望の方を案内して三つ堂へ。ラストサムライや竹中半兵衛などの時代劇のロケ地としても有名なポイントだ。常行堂、食堂、大講堂がコの字型に配置されている。食堂の2階は宝物館となっているので、案内する。15時の下り便で戻る予定を組んでいたが、間に合いそうにない。15分発で下山。集合場所の「杵屋」さんでは、女性陣が品定めに余念がない。トム・クルーズが爆買いした「千年杉」(バームクーヘン)の前振りが効きすぎたかも。淡河SAで休憩後、天王寺着18時。良いお参りでした。合掌

こぼれ日の新緑の道一乗寺

新西国5回 18+20番 なんば発入り口に

令和元年5月14日

新西国霊場とは、昭和7年、京阪神の3新聞社が合同で読者アンケートを実施し、そうして選ばれた33ヶ寺と客番5ヶ寺の38ヶ寺で構成されている。今回はなんばから27名のお客様と9時30分に出発した。1時間ほどで20番立木山寺に到着、瀬田川沿いの駐車場にバスを停め綴れ折りの石段を上る。入り口に「八百段余」の看板が立っているが、本堂までは約650段とか。所々に歌が刻まれた石柱が建っていて、それを目で追いながら登る。弘法大師の開基の寺だが、今は浄土宗。本堂の横に鹿の背に乗った弘法大師像が目に付く。これは、白い雄鹿の背に乗り瀬田川を渡って来たという伝承によるものだ。全員がたどり着いたところでお勤め。昼食は石山寺門前の「洗心寮」でシジミご飯を頂き、比叡山延暦寺の横川中堂に向かう。延暦寺の奥に位置するのだが、仰木から奥比叡ドライブウエイで上ると40分ほどだ。18番横川中堂に入ると正面に聖観音、向かって右に毘沙門天、左に不動明王という配置になっている。お勤め後、希望の方と「恵心堂」を訪ねる。恵心僧都の修行の地なのだ。なんば帰着16時。雨の予報だったが、結局傘は使わず仕舞い。お客様の日頃のご精進のお陰です。和尚は傘を忘れていたのだ。合掌

夏めきて 八百段余の立木山