2019年11月25日月曜日

西国3回 5~8番+法起院 なんば発

令和元年11月14日

なんばから43名のお客様と8時50分、5番葛井寺へ向け出発。30分程で到着するので、添乗員も大忙しだ。和尚も朝のお勤めを到着寸前で済ませることができた。本堂内で勤行、藤井寺駅へバスを回送して貰うため、納経が終わるまで待機、その時間を利用して門前のくずい餅やさんへ。1時間ほどで8番長谷寺の駐車場へ。先ず、番外の法起院から。西国霊場創始に拘わる徳道上人の墓所である。参道を上り、長谷寺へ。登廊から本堂へ、舞台に集合してお勤め。希望の方を案内して御影堂、本長谷寺、五重塔、三重塔跡と巡り、駐車場へ。7番岡寺へ向かう車中でお弁当タイム。岡寺は特別拝観中、本堂の中で勤め。6番壷阪寺は天竺渡来の石仏群が名高い。本堂でのお勤めの後は、お里沢一身投げの谷から石仏巡り、これだけはお勧めだ。ご本尊もとてもユニークな容貌をされている。16時前に打ち止め。柿の葉ずし・たなかの桜吉野店に立ち寄って、なんば着17時30分。頒布用の念珠玉を忘れたため、ご住所書いていただいて、お送りすることに。合掌

 青空に木枯し一号奈良盆地



2019年11月21日木曜日

四国11回 66~77番 生駒発

令和元年11月5~6日

10回目でご一緒したお客様36名と8時20分讃岐路へ向かう。相変わらず近畿道が混でいて淡路PAに着いた時には10時を過ぎていた。府中湖PAで休憩して66番雲辺寺へ。13時発のロープウェイで山頂に上ると県境の標識があってお寺は徳島県となる。本堂でお勤めの後「おたのみなす」に案内する。大師堂は四国高野というだけあって高野山の奥の院を模した造りとなっている。14時発の下りロープウェイで下山、上天気とあって素晴らしい景色だ。67番大興寺へ向かう進入路が工事中で通行止め、バスは途中からバックする羽目に。弘法大師お手植えのカヤや楠の老樹が、迎えてくれる。三鈷の松など収集して68番神恵院、69番観音寺へ。2寺が同じ境内にあるという唯一の札所、左側が神恵院、右側が観音寺という配置。目下、納経所や十王堂などを取り込んだ複合施設を建設中だ。70番本山寺に16時50分に滑り込んだ。修復なったシャープな五重塔が夕日に輝いている。ご本尊は馬頭観音、本堂は国宝だ。名物の「六文銭」を求めるお客様も多い。お宿のホテルオークラ丸亀には18時過ぎに到着、ホテル前の丸亀ボートレース場がナイターで開催中。和尚は、ホテルの夕食をパスして、地元の先輩先達とインド料理を楽しむ。
6日 7時30分ホテル出発、71番弥谷寺へ。麓からマイクロバス組と歩き組に別れて、先ずは、大師堂まで。ほぼ同時に到着し、梵鐘を突いて本堂へ向かう。全員登り切って、爽やかに勤行、磨崖仏の阿弥陀三尊を左に見ながら、大師堂へ。弘法大師の幼少期の学問所跡や護摩堂を拝して下山。73番出釋迦寺では、捨身が岳を遥拝。参道の無人スタンドのミカンが人気。72番曼荼羅寺では、西行法師の昼寝石や笠懸櫻、さらには笠松大師と説明してまわる。74番甲山寺では、「兎」のスタンプを作ったと説明を求められる。道中着の背中に押すのだが、なぜ「兎」かといえば薬師如来の脇侍・月光菩薩の持物の月にいる「兎」なのだそうだ。(@200円)11時30分、75番善通寺。ドライバーさんにお願いして南大門の前で下車させていただく。そうすると東院から西院、さらに駐車場へ一本道になるからだ。金堂内で、薬師如来の右前にて読経。西院ではお勤めの後時間をとって、自由に参拝して頂く。和尚は、親鸞堂から遍照閣へと案内する。13時前に昼食会場の琴平の「にしきや」着。お買い物タイムでもある。76番金蔵寺は、智証大師円珍のご誕生所。乃木将軍妻返しの松にお客様は興味深々。打ち止めの77番道隆寺は「眼のお薬師」として名高い。日本初の眼科医の墓所「潜徳院殿」がある。お客様には、納札の裏に歳の数だけ「め」、と書いて納めるようにお伝えしておいた。門前の「サンエイ」で眼に効くお茶のご接待を受け15時25分帰路に。鳴門西PA、淡路HWOで休憩して生駒着19時40分。最終回もご一緒できるかも。合掌
  神無月 大師訪ねて 善通寺
  讃岐路の 札所巡りや 帰り花