2019年9月26日木曜日

善光寺お礼参り

令和元年9月23~24日

西国霊場のお参りを終えた方々27名と善光寺へ。三国が丘~天王寺のコースで和尚は天王寺7時50分集合に合流。連休の最終日とあって交通渋滞が懸念されたが、全くの杞憂。養老、恵那峡のSAで休憩して昼食会場の駒ヶ根・ビアンデさくら亭に12時過ぎに到着。ここから最初のお参り「北向観音」まで2時間弱だ。別所温泉にあり、手水鉢の清めの水が、なんと温泉のお湯である。初めてのお客様はびっくりされている。しかも飲料可である。本堂に上がってお勤め、境内に出ると東の空に見事な半円の虹がかかっている。駐車場近くの「七苦離地蔵」や「聖観音」も拝んで、善光寺へ。お客様
のは、宿坊16名、ホテル11名
と分散宿泊。スタッフは、皆ホテルだ。宿泊組は、お数珠頂戴とお朝事が目的だ。
24日 駐車場に9時頃合流して、いよいよお参り開始。宿坊・常智院の専属ガイドが先頭にたって説明しながら案内してくれる。和尚は最後尾に付いて迷子予防だ。忠霊殿(三重塔)で、朝のお勤め。その後、各自ご先祖供養などの申し込みを済ませ、大勧進の護摩堂でお不動さんのご真言を唱える。六地蔵を右手に山門をくぐり記念撮影。本堂に入り、戒壇巡りの後、内陣で待機。11時より天台僧の読経の後、内々陣に入り祈願・供養の読み上げ法要。その間、緞帳が2回上がり、手を合わせる。常智院で昼食後、お念珠のお仕立を頼む方、散策をされる方としばし自由に動いていただく。12時半に出発、峠の釜飯で名高いい「おぎのや」に立ち寄って元善光寺に向かう。本田善光が浪花のあみだ池からご本尊を取り出し、最初に安置した寺である。本堂に上がり読経、三尊のご真言を唱えて、打ち止め。16時に出発、養老、京田辺で休憩して、天王寺20時着。予報に反して小雨に降られることもなく、良いお参りとなりました。合掌

秋風に香煙流る善光寺
早朝のお数珠頂戴秋の風
信濃路や林檎畑の色づきて

2019年9月15日日曜日

西国2回 2~4番 なんば発

令和元年9月14日

なんばから42名のお客様と8時20分出発、44名の予定がキャンセルが2名でたとのこと。この回は、西国では最大の難所となっている。勿論、もっとハードな札所はあるのだが、タクシー利用などで、楽になっている。この回の4番施福寺が、唯一自分の足で上らなければならない札所なのだ。お客様に、状況を説明して無理をしないように話をして出発。念のため、和尚が先頭、添乗員を最後尾に配置して登る。いつもは、全員揃って本堂の中でのお勤めを勧めるのだが、人数が多いので諦めて、外でお勤め後、希望の方を本堂に案内することにした。(内拝料@500円)中々添乗員がたどり着かない。高齢のご夫婦の旦那様が、フラフラ状態でたどり着いた。お疲れ様です。お勤めの後で、内陣の拝観。和尚は例のごとく、集金と切符切りをして案内をする。この寺の仏像群は、立体曼荼羅というだけあって多彩で見事なものだ。お客様も@500円は安いとの感想。山を下りるが、件のご夫婦が下りてこない。バスで念珠の話などしながら待つが、結局2時間ほど滞在したことになった。和歌山マリーナシティの黒潮市場で昼食、お客様にとっては、初の食事作法だ。遅めの昼食を摂り、2番紀三井寺へ。ここにも名物の結縁坂と名付けられた石段が待ち受ける。和歌山南IC~紀の川東ICと京奈和道を利用して3番粉河寺へ。奥行きの深い、見どころの多い札所だ。17時前に打ち止めして、なんば18時半着。何とか、けが人も迷子も出ずに帰着。お疲れ様でした。和歌山県が企画している1番から3番までのスタンプラリーで日本手ぬぐいをゲット。合掌

施福寺や 馬頭観音 曼殊沙華

読売八木 西国10回 28~29番 五位堂駅発

令和元年9月7日

嬉しいことに最寄り駅の五位堂からの添乗、こんなことは年に1度有るか無しかだ。お客様は37名、一路日本海を目指す。天の橋立名物は、竹中缶詰のオイルサーデンなのだが、お店によって値段がまちまちなのだ。例えば、休憩先の「味夢の里」(道の駅)は@515円、[シ―サイドセンター橋立大丸」は、@580円、「お菓子の里」は@560円と立ち寄り先で違うのだ。お客様には、じっくり見定めてと話をしておいた。昼前にまずは昼食を摂り、28番成相寺へ。山の上の境内までバスは喘ぎながら登る感じ。しかし境内からは天の橋立は望めない。一願地蔵が人気で、皆さんしっかりと拝んでいる。一願に迷ったら「心願成就」と祈ればとアドバイス。お菓子の里に立ち寄って29番松尾寺へ。15時前に駐車場にたどりついたが、先客のバスが3台。本堂のお勤めも最終組で終えたが、納経所が大混乱。1時間15分以上要してようやく帰路に。味夢の里でオイルサーデンを買い込む。さらに京田辺で休憩して、五位堂着19時半。合掌

秋風や天橋立松龍昇る

2019年9月5日木曜日

西国1回 青岸渡寺 なんば発

注文と最初の年の9月4日

西国の打ち始めの第1回、梅田~なんばのコースで本日は我々のみの様子。お客様は37名とゆったり目、バスは稲門の先輩が責任者である商都交通で、雰囲気は身内感覚だ。道路もスムースで、南高梅の中田食品に10時15分着。工場を見学の後、お買い物とギャラリー梅園での美術品の鑑賞タイム。那智山のふもとの「カマセン」こと蒲鉾センターに立ち寄りお買い物。途中の串本では明治24年のトルコ軍艦「エルトゥールル号」の遭難とそれ以来のトルコとの友好関係についてお話しする。橋杭岩は当然のこととしてだ。車中で食事を済ませ那智の滝に着くと、昨日の集中豪雨で水量が倍との話。さすがに豪快だ。青岸渡寺の霊水を汲むために、空きペットボトルの持参を進めておいた。いつものように副住職の法話を聞いて、45分後の集合を告げて解散、和尚は一足先に熊野交通観光センターで「黒飴ソフト」を賞味。お客様にもこれだけは推薦しておいた。14時15分出発、「ちかつゆ」、紀の川SAで休憩しなんばに19時30分到着。今までで一番早い帰着と思う。一回目とあって、初めての方を中心に、色々と説明させていただいたが、ご理解いただけたかが問題だ。第2回は、一番の難所と伝えてお別れ。合掌

秋出水 飲みて吐き出す 那智の滝