2018年12月21日金曜日

西国7回 20~23番 なんば発

平成30年12月17日

42名のお客様と8時50分に20番善峰寺に向けて出発。10時過ぎにバスの駐車場に到着。綴れ折の参道を一列になって登る。霧が立ち込め、幽玄な雰囲気だ。本堂に上がってお勤め、天然記念物の「游龍の松」の見物をお勧めし、和尚は納経所へ。11時、全員バスに戻ってきたが、定期バスが麓の小塩を11時4分に発車予定。すれ違えないので、到着を待つことに。21番穴太寺に向かう途中、「豆屋黒兵衛」に立ち寄る。丹波の黒豆をベースにしたお菓子や京都漬物などが揃っている。和尚は、さつま芋の甘納豆風味を購入。詩吟教室でのおやつだ。本堂前でお勤めし、23番勝尾寺へ向かう車中で、お弁当。(13時40分到着)勝尾寺は、初詣の準備の真っ最中だ。寺の僧侶が「今、空いていますので、中でどうぞ」と声をかけていただいたので、喜んで中でお勤め。お客様は、大喜びだ。和尚も2回目の幸運。22番総持寺は、バスを停めるところが無くて、相当歩く必要がある。ところが新しく道路ができて、寺の近くで待てるとドライバーさんの弁。しかし、住宅地開発に伴うもののようで、住宅が建ち始めると進入禁止になるでしょうとのこと。ともかく、今日は楽をさせていただいた。総持寺は、大師堂など大修理の工事中で、その音をBGMに読経。打ち止めは16時、梅田着は17時前というスムースさ、ドライバーさんのお陰です。合掌

初詣 準備の進む 勝尾寺

2018年12月12日水曜日

読売奈良 西国お礼参り高野山

平成30年12月12日

三重県伊賀上野から2時間ほどかけてお客様をpick upし、最後は和尚の最寄り駅五位堂に
たどり着く。8時15分集合の五位堂には6人のお客様、25分ほど遅れての出発。総勢は40名のお客様だ。一気に「はなさかドライブイン」を目指す。ここの柿の葉寿し、特に椎茸が秀逸だ。試食したお客様は、予約を入れ帰路の休憩で持ち帰る方式。和尚は、富有柿と理趣経の訓読経典を見つけ購入。奥ノ院中の橋駐車場に11時前に到着、公認ガイドの迎えを受け、記念写真撮影をして奥の院へ。先頭は公認ガイド、最後尾は和尚という布陣で進む。灯篭堂前で、塗香の作法を伝授して、御廟へ。鳴り物抜きの読経のあと、地下のご入定の祠の近くへ。(御宝号7反)一の橋観光センターでお買い物と昼食、そして、お軸やお念珠のお仕立会。次いで、金剛峰寺での読経の後は、壇上伽藍へご案内。六角経堂では、2回に分かれて回し、すべての経を読誦したことに。再建された中門などをゆっくりとご案内し、帰路に。はなさかドライブインに立ち寄り、五位堂へ。17時着。合掌

 息白し お礼参りや 奥之院

2018年12月8日土曜日

西国10回 28~29番 西大寺発

平成30年11月26日

久しぶりに奈良のお客様との西国巡拝。生駒~西大寺~JR奈良のルートだが、和尚は西大寺7時30分集合を選択。45名のお客様と天橋立を目指す。京都縦貫道の「味夢の里」で休憩。お客様に竹中缶詰の「オイルサーデン」の話をし、値段のチェック。人気商品で、店によって販売価格に差があるのだ。先回のお参りの折のお客様の声では、とれとれ市場の奥にある店が一番安かったという。28番成相寺に10時45分到着。ドライバーさんは、初めてのコースということで、急勾配の登りにびっくりされていた。重文の鉄湯舟で手を清め、本堂に。左甚五郎作の「真向きの龍」は撮影可なので、お勧めする。本堂右手の孔雀明王、閻魔大王、石段を少し下り、一言一願地蔵、観音堂と順にお参り。昼食は、橋立大丸本店、三大文殊の一つである智恩寺(文殊堂)の参道にあるので、食後の参拝もお勧めしておいた。お御籤が扇子形でユニークだ。とれとれ市場に立ち寄ったので、件のオイルサーデンの店を探す。左奥に発見し、確かに一番安いとお客様も集中し、ワゴンの缶詰が完売状態。29番松尾寺は、若狭富士の青葉山中腹にある。西国札所で唯一の馬頭観音がご本尊。本堂でのお参りのあと、係の方がお顔を懐中電灯で照らし、解説してくださる。
15時30分打ち止め。お客様の要望で、帰路も「味夢の里」に立ち寄ることに。18時10分JR奈良到着。

 冬紅葉 扇子みくじや 文殊堂

西国11回 30~31番 なんば発

平成30年11月21日

44名のお客様と8時40分になんばを出発。草津SAで休憩して11時前に31番長命寺下の駐車場到着。タクシーのピストン輸送で山門下のポイントまで運んで貰い、残り200段弱の石段を上る。1号車のお勤めの終えるを待ち、本堂に上がりこんでのお勤め。板の間なので、正座は苦しかろうと、半跏座の手法をお教えする。しかし、ご婦人たちには正座の方がまだましのようだ。長命寺から長浜港まで約50分というので、12時50分発の便に間に合うかと急いだが、事故で道路が封鎖され迂回させられて大渋滞。諦めて次の便にするが、2時間近く時間がある。添乗員の機転で、長浜港近くの道の駅「近江母の郷」に立ち寄ることに。最終便で竹生島に向かい、30番宝巌寺へ。80分の滞在時間があるので、ゆっくりとお参りできる。まずは、急な石段を上り本堂へ。大弁天さんに般若心経を唱え、宝物館に案内する。お目当ては志度寺ゆかりの「面向不背の珠」だ。今一つは空海のご請来目録の写しだ。急な石段を下り唐門へ。大修理中であと1年は掛りそうだ。唐門から観音堂に入りお勤め。重文の船廊下を抜けて、神社の本殿(国宝)へ。琵琶湖へ向けてかわれけ投げを試みる方も。16時半過ぎ、長浜港を出発し帰路に。草津SAでトイレ休憩し、梅田着19時15分。御堂筋はイルミネーションで美しい。

 冬隣 かわらけ投げや 竹生島