2017年12月23日土曜日

四国7回 38~43番 生駒発

平成29年12月12~13日

観自在寺 平城天皇遺髪塚
生駒から42名のお客様と8時20分四国最南端の足摺岬を目指して出発。長距離とあってドライバーさんも2人体制だ。淡路島の室津PAを経て吉野川HWO到着が12時過ぎ、これか39番延光寺まで3時間はかかる。高知道の終点四万十ICを出たのが14時頃、「ゆういんぐ四万十」でお買い物&トイレ休憩。お薦めは、ミレーのビスケット(生姜味)と四万十川上流の地栗焼酎「ダバダ火振り」だが、ダバダは在庫切れ。延光寺に到着が15時42分、梅田組と駐車場ですれ違ったが、頑張って38番金剛福寺を目指すという。お寺からは17時までに入るように釘をさされたようだ。(後で聞くと5分前に到着とか)我々の打ち止めは16時35分足摺岬のホテルに向かう。アップグレードの足摺国際ホテルとサニーサイドホテルの分宿だが、ほとんどはサニーサイドだ。
13日 6時40分の朝食時は梅田組と合同で食事作法。7時30分出発で38番金剛福寺へ。誰もいない朝1番のお参りは実にさわやかだ。いつもは山門前で集合写真を撮るのだが、最近閉店したという。足摺黒潮市場に立ち寄って「マグロの冑煮」を買う。なんとダバダ火振が大量に並んでいる。希望者に十分行き渡る量だ。40番観自在寺まで1時間半ほど。ようやく伊予の国だ。41番龍光寺門前の「長命水」のママは、先日西国12回で一緒だった方。
和尚の顔を見て大喜び、大量のミカンのご接待。試食を用意してもらったお饅頭屋さんも大好評で人気。42番仏木寺から43番明石寺へ走る。明石寺の山門に「三宝鳥」と題した弘法大師の漢詩が掲げられている。正しくは「後夜仏法僧鳥を聞く」と説明し、一吟披露。
打ち止めは15時前。帰路も長丁場、石鎚PA、吉野川HWO、を経て淡路SAが20時。神戸では車窓から「ルミナリエ」の灯りを確認。生駒着21時半。今回で無事結願の方も。高野山のお礼参りは、暖かくなってからと。天気に恵まれ、良いお参りとなりました。合掌

 延光寺にて  経流る 赤亀の寺 師走風

 金剛福寺にて 香煙の 足摺の朝 冬遍路