2020年2月18日火曜日

四国8回 44~51番 なんば発

令和2年2月15~16日

なんば発8時20分の予定だったが、3人連れの若い女性が遅れて35分の出発となった。ところが、その内の一人が失神状態となり、芦屋ICで高速を降りて救急車を依頼。芦屋市消防本部の91番の救急車と消防車が駆けつけてくれ、バスの前後に。搬送先は小野レディスクリニックとなった。この間約30分。3人がクリニックに向かったので、残ったお客様は30名。淡路、吉野川と休憩して、食事会場のりんりんパークに着いたのは13時を回っていた。打ち始めは難所の45番岩屋寺、標高650mの山中にある札所で、山門までで息が上がる。納経所にご挨拶に向かうと、早稲田の先輩である大西完善師が筆を執っていた。本堂、重文の大師堂と回って下山、しっとりと苔の浮かぶ山道は滑りやすく、気が抜けない。麓の一休館で生姜湯のご接待。44番大宝寺に間に合うかと心配したが、待ってくれるという。なんとか17時前にすべりこめた。また、名物のおくま饅頭を紹介すると20人近
い方が購入希望、納経所に置いてある量は少ないので、電話して駐車場に持ってきてもらった。小豆の皮を取り7時間詰めた蒸し饅頭、試食の美味しさに飛ぶように売れたようだ。お宿は、道後温泉ルナパーク。
16日 7時30分出発。天気予報通り、朝から雨模様。51番から逆打ちで6ヶ寺まわる。51番石手寺は、衛門三郎再来の石を展示する寺で、松山では最も人気のスポット。50番繁多寺では興教大師覚鑁上人と真義真言宗3派について説明する。像が大師堂の前にあるのだ。49番浄土寺の遍路を詠んだ句碑を前に、遍路が春の季語であると解説。48番西林寺の大師堂の前には、新しいお堂が建っている。(阿弥陀堂)山門前の小川には「ていれぎ」という刺身のツマとなる水草が自生、市の天然記念物だ。子規の句に「秋風や高井のていれぎ三津の鯛」とある。47番八坂寺は、役行者開基の修験の寺。46番浄瑠璃寺は、薬師三尊、十二神将を祀るが、人気は抱き稚児大師だ。一列に並び順に、御宝号を唱えながら抱っこする。12時半打ち止め。砥部焼きの陶芸館を覗いてお弁当タイム。2度の休憩後、梅田着19時。お疲れ様でした。合掌