2021年2月12日金曜日

西国巡拝 4番施福寺

 令和3年2月9日

昨日に続き、泉州路へ車を走らせる。特任権中先達の納経軸の最後が施福寺なのだ。槙尾山観光センターに挨拶し、まずはお買い物。草餅、柿の葉寿し、八朔、沢庵の3本セット。参道の横には昨夜降ったという淡雪がのこっている。昨日と違って、ハイキング客が目に付く。さすがハイキングの名所だ。山頂の境内にもハイキング客がベンチで休憩している。しかし、参拝客は少ない。納経所で昇補の為の確認と申請書を頂き、本堂を拝観する。いわば立体曼荼羅なのだ。唯一というのが「方違大観音」と「馬頭観音」だ。特に馬頭さまは、両足裏を正面に見せているのがポイント。客様がいないので貸し切り状態。山を下りて、観光センターで一服、コロナがいないという事か、日曜日のハイキング客は多かったという。また、「お客様と一緒においでなさい」との声でお別れ。バスツアーが再開するまでに、特任中先達の納経軸が届くと良いのだがと思いつつ、3万円を振り込み、申請書を投函。後は待つのみ。合掌

淡雪の残る山道施福寺や

西国巡拝 11番醍醐寺 10番三室戸寺

 令和3年2月8日

愛車を駆って、宇治方面の2ヶ寺を廻る。11番醍醐寺は、季節によって拝観スタイルが変わるが、コロナ対策もあってか、拝観は伽藍と三宝院のみで拝観料は1000円。観音堂も閉鎖されていて、納経も三宝院だ。仁王門をくぐると、参道の両側は、台風で倒れた木々が根元から伐採され荒涼とした空間となっている。参道の両サイドには「五大力尊」の奉納されたのぼりが整然とはためいている。金堂、不動堂、真如三昧耶堂、祖師堂、五重塔、清瀧宮とお参りするが人影はほとんど無い。三宝院に戻ると、お庭に入ることが出来るが、入り口付近のみ。大玄関に仮の納経所が設置され、正面に准胝観音のお前立と思われる観音様が安置され、僧侶が読経中。そこから奥の表書院に入るのはさらに500円とか。駐車料金が1000円、御朱印料が300円なので、合計2800円。相変わらずの料金体系だ。10番三室戸寺は拝観料500円、駐車料500円、御朱印料300円で1500円。納経所で声を掛けられた。先達の輪袈裟をされていて、先日和尚のバスにお客様として乗っていたらしい。

醍醐寺や五大力尊幟のみ

西国巡拝 16番 清水寺

令和3年1月20日

京都東山「東芳山 花鳥寺」の定例法要と法話の会に田川詠華尼と共に出仕の後、清水寺を訪れた。駐車場もガラ空き、参道の土産物店も7割~8割扉を閉めている。通勤電車なみの混雑で身動きが取れないいつもの参道 と打って変わって、人影も疎らだ。勿論、境内の中も閑散としている。改装なった舞台、音羽の滝も静かなものだ。コロナ禍の清水寺の変貌に驚かされた。

清水の舞台も寂し睦月かな

2021年2月5日金曜日

令和2年12月21日 西国9回 27・28番 天王寺発

 令和2年最後の先達添乗、2台口で和尚は2号車。お客様は20名で8時40分出発。1時間弱で赤松SA、27番圓教寺へのロープウエイ10時45分発に間に合った。境内内バスは往復500円だが、11名が和尚と歩くことに。参道に安置された札所のご本尊を説明しながらゆっくりと登る。本堂でバス組と合流しお勤め、希望者を三ツ堂に案内する。ラストサムライなど多くの時代劇撮影の舞台となっているポイントだ。食堂2階の宝物館を説明しながら案内し、12時30分発のロープウェイで下りるように伝える。バスを停めた「杵屋」でご接待を受け、お買い物タイム。昼食は姫路城前の高田馬場、改装なった姫路城が美しい。26番一乗寺には15時着。門をくぐると正面に石段が迫ってくる。登り切って、本堂でお勤め。下りは、石段を避けて、スロープの参道を利用。西宮名塩SAで休憩し、天王寺着17時40分。

師走風白く輝く姫路城