2012年2月29日水曜日

和尚と巡る四国八十八ヶ所遍路の旅

春・秋と一国巡りを続けて、今回で7回目「伊予の国巡り」の御案内です。
前回打ち遺した38番金剛福寺から59番国分寺までを巡ります。

 4月15日(日)20時30分大阪市内集合で大阪港からフェリーで東予港に向かいます。(船中泊)
 4月16日(月)38番~40番 宇和島に泊まり「ほづみ亭」で山海の珍味で宴会です。
 4月17日(火)41番~49番道後温泉「宝荘」に泊まります。勿論、宴会です。
 4月18日(水)50番~59番 大坂に20時頃帰着予定です。

費用 お一人様74,000円(税込)個室希望は別途料金

 お問い合わせ・お申込みは 
ハロートラベルサービス大阪 06-6306-6411

読売奈良 西国7回 24・25番+花山院

平成23年2月25日                                                     小雨降る中、西大寺から34名のお客様と8時に出発。可哀想なことに、添乗員は女性一人だ。1時間ほどで安産祈願の寺として名高い24番中山寺到着。山門近くに駐車場がないので阪急宝塚線の線路を挟んで反対側に駐車する。ガードをくぐって参道に向かう。大安の土曜日とあってか、お礼参りのご家族が多い。いずれも、おじいさん、お婆さんが連れだっているのがほほえましい。本堂でお参りの後、納経に時間がかかりそうなので、五百羅漢堂や、石窟などの参拝を薦める。西国巡礼を勧めた徳道上人は「極楽中心中山寺」として中山寺を1番の霊場に定めたという。境内の真ん中に鉢植えの大きな白梅があり、見事に咲き誇っている。次いで25番播州清水寺へ。堂々たる山門から西国の本尊を祀る大講堂に参道を下る。標高500mほどの山頂にあり、肌寒い大講堂にはストーブが燃えている。東条湖畔の「グランド花坂」で昼食。打ち止めは西国霊場中興の祖花山法皇の御廟のある花山院菩提寺。麓からタクシーのピストン運転で急坂を登る。狭い本堂に上がり、膝つき合わせてお参り。中央に本尊十一面観音、向かって右に花山法皇像、左に弘法大師像が祀られている。本堂の右に薬師堂、正面に御廟がある。納経所の前に有馬富士が聳えている。打ち止めは13時過ぎ。名塩SAで休憩し、西大寺到着は15時30分。合掌  中山寺にて  白梅の 香りふくよか 中山寺             花山院にて  花山院 あるじ偲ぶや 梅一輪            清水寺にて  春近く なれどストーブ 山の寺                     (写真は、花山院山門)

2012年2月24日金曜日

四国逆打ち2回 85番~82番 三国ケ丘発

平成24年2月22日 三国ケ丘から33名のお客様と出発。今回も阪急組は3台だ。ほとんどのお客様が遍路の経験者で、全く初めてという方は2,3人だった。例の如く、「いろは歌」から始める。ところが、どういう訳か、八栗寺のケーブルに着いてみるとバスが3,4台駐車している。今日は、バスが多いと覚悟する。ケーブルも臨時便を出し、ピストン輸送の体制。ケーブルに乗ると、2台分の乗客で満員だ。それでも、和尚のバスは「いろは歌」を合掌した。知らないお客さんは目を白黒させている。先に乗り込んでいたバスが、本堂からお参りというので、大師堂から始めることにする。本堂では、JTBの先達さんに声を掛け、合流させてもらった。一昨日と比べると一時間ほど早い。添乗員が戻るまで、お念珠の使い方など話をする。84番屋島寺を打ってから食事にしましょうと声を掛け、屋島へ向かう。塗香をして差し上げて、お参り。本堂も大師堂も先客がいるので、山門に案内する。四天王が揃っている素晴らしいものだ。食事を摂りながら83番一宮寺へ。丁度、先客のお参りが終わる所に到着したので、スムースにお参りできた。82番根香寺も、本堂から大師堂とすり抜けて、絶妙のタイミングだ。15時40分打ち止め。瀬戸大橋経由の帰路の予定だったが、ドライバーさんの判断で明石大橋経由に変更。それが効を奏し19時半に三国ケ丘到着。何とか雨も回避できてラッキーな一日だった。合掌

四国逆打ち2回 85番~82番 守口発

平成24年2月20日
寝屋川からの2号車に守口から乗車する。お客様は44名で満員状態。阪急交通社からは合計3台。最初が85番八栗寺からなので、朝のお勤めの後に、「いろは歌」の練習から始める。和尚手作りの資料を配り、解説し、CDを流す。八栗寺へのケーブルカーで流されるので、その時に皆で歌おうという魂胆なのだ。ケーブルカーは、貸し切りで心ゆくまで歌わせてもらった。お参りを終えても、添乗員が帰ってこない。どうも、団体の納経先取り隊が2台分前にいたようだ。お弁当を頂きながら屋島へ。屋島のドライブウエイには「ミステリーゾーン」がある。車は登って行くのだが、見た目には下り坂に見えるのだ。84番屋島寺は、裏門から入ることになるため、手洗場が反対側となる。そこで、塗香をして差し上げる。その作法も伝授することになる。乳がん予防か安産祈願が知らないが女性軍がなでて行くので、蓑山大明神こと太三郎狸の細君の左の乳房がツルツルに光っている。(右の乳房には子狸が吸い着いているのだ)83番一宮寺では、「地獄の釜の音」を聞いてもらう。本堂前の小さい石の祠にお薬師さまが祀られているのだが、その中に首を突っ込むと「ゴ―」という音が聞こえるのだ。それを称して「地獄の釜の音」という。護摩堂のお不動さまを拝んで 82番根香寺へ。豪壮な山門の左手に「牛鬼」の像が建っている。かって村里を荒らした怪物という。お客様のアンケートに歌が書いてあるという。『根香寺の梅のつぼみは ほころびて』と書いてあるのだが、添乗員が下の句をというので『遍路迎える 春は近くに』と連ねてみた。根香寺の本尊・千手観音は33年に1度のご開張、次は平成48年(2036)だ。そこまでは生きていないとの声がちらほら。16時半打ち止め。合掌                           根香寺にて  残雪や 堅きつぼみの 梅本堂(写真は八栗寺歓喜天堂)

四国2回 7番~11番 西大寺発

平成24年2月15日 西大寺から40名のお客さまと出発。トイレ休憩を兼ねて1番霊山寺に立ち寄る。初めて参加する方も数名いて、経本となる「四国遍路」の小冊子を分けて頂く。1回目の時に全員に配布するのだが、中身も充実していて中々の物だ。良く読んで下さいと伝えている。終日雨の予報なので、心してかかる。お弁当を配り、11番藤井寺に着くまでの間が、ランチタイムだ。本堂の天井に描かれた「雲龍の図」に圧倒される。10番切幡寺へは、雨にも拘わらず17名が歩きを選択された。お参り後、さらに「切幡の大塔」まで案内する。雨で視界は良くないが、吉野川の堤防が遠望できる。麓の金山商会が集合ポイント、お茶の御接待を受けながら待ってもらう訳だ。事前に、9番法輪寺門前の「あわじ庵」に電話して草餅の確認をしておいたのだが、14時過ぎに到着した時には売り切れ状態。数を調べ予約しておくのだったと後悔する。 8番熊谷寺は、いつもながらご詠歌をBGMにして参道を進む。中門では、持国天・多聞天が出迎えてくれる。大師堂から見る本堂の鬼瓦も人気を集めた。7番十楽寺は、本堂から治眼疾目救歳地蔵尊、大師堂、愛染堂と廻る。目の地蔵さんの「救歳」の歳が「済」でないのは、「歳」にかかわらず救うという意味があるのだ。和尚も知らなかったので、「ようおまいり」には「救済」と書いている。16時半打ち止め。20時前に西大寺到着。合掌   切幡寺にて   冬小雨 滑る石段 切幡寺

2012年2月23日木曜日

四国11回 五位堂  66~78番

平成24年2月13~14日 和尚の最寄駅である五位堂駅からの出発で、朝ゆっくりできるのがありがたい。バスは大和八木から高田市駅を経由してやってくる。西名阪に乗るとすぐの香芝SAでまずトイレ休憩、近畿道から山陽道を走り、76番金倉寺に11時半頃到着。お客様は38名、長田方面から中型バスが1台出ていて、都合2台だという。75番善通寺のいろは会館で昼食後、おまいりだ。和尚の子供頃の遊び場であった境内を歩くと、心安らかになる。名物堅パンの熊岡菓子店が開いているので、お客様に紹介すると店頭に群がった。和尚も1枚15円の堅パン、(というより煎餅というべきか、)を10枚買って添乗員や乗務員といただいた。雨の中を71番弥谷寺を登る。俳句茶屋がお休みで残念だった。タクシーを利用するお客様も、駐車場から本堂まで270段ほどは階段が待っている。大師堂に上がり、ほっと一息。奥には、弘法大師の子供の頃の学問所と言われる「獅子の岩窟」がある。73番出釈迦寺から72番曼荼羅寺へは、歩き遍路だ。長い列ができる。迷子予防に門先屋旅館の角で、皆が山門に入るのを見届けて和尚も続く。打ち止めは74番甲山寺、バスが2台先着していて、本堂と大師堂でおまいりの真っ最中。さればと、毘沙門天堂から拝観することに。16時半になったので、火の気は止めて「運心」でお願いした。17時打ち止め、終日雨に降られ、軒下でのおまいりの一日だった。ありがたいことに、本日の泊まりは金毘羅さんのふもとの{八千代」、移動がスムースだ。オリジナルのしょう油豆で名高い「にしきや」でお買いもの。翌朝の予定を繰り上げさせてもらった。二日目も、雨模様。ガイドさんが、出発時にバレンタインチョコを2粒づつ皆にプレゼント。皆、にっこりだ。一気に66番雲辺寺に走り、8時20分発のロープウエイに乗り込む。今年から讃岐部会で始まった光明真言の散華を貼る台紙を千円で頒布している。紹介すると、何人かがお買い上げになった。もっと冷え込むと思ったが山頂の温度は4℃だった。濃霧で、景色がまったく見えないのは御気の毒だった。天気が良ければ、絶景なのだ。67番大興寺の大師お手植えのカヤの木や楠に圧倒されながら、石段を登る。かっては真言と天台の道場で、弘法大師と天台大師の其々の大師堂が本堂を挿んで左右に建っている。本堂前の三鈷の松では、箱を置いて自由に持ち帰れるように用意してくれてある。お財布に入れておいたらと勧める。68番神恵院と69番観音寺は、同じ境内に2札所があるというのが珍しい。かっては、境内をクロスする配置で大変だったが、神恵院の本堂を左方の丘に新設してくれたお陰で、境内の左方が神恵院、中央から右方が観音寺と整理され迷うことは無くなった。お昼時になったが、70番本山寺がすぐそばなので、お弁当はおまいりの後にしてもらう。国宝の本堂といい、五重塔といい、和尚の好きなお寺の一つだ。77番道隆寺に向かう間にお弁当。眼のお薬師さんなので、納め札に歳のかずだけ「め」と書くように伝えておいた。脇侍の日光・月光両菩薩を前にどちらが女性の役割かと法話、太陽である女性が家庭でも中心ということなのだ。門前の「サンエイ」で眼に効くお茶のご接待、和尚の「よう おまいり」が数冊お買い上げで、署名はしてあるのだが、日附や氏名を入れるのに追われる。打ち止めは、「厄除けのうたづ大師」で名高い78番郷照寺。大師堂でご宝号を7遍唱え、15時打ち止め。五位堂19時10分着。合掌      弥谷寺にて   稚児大師 学びし岩屋 氷雨降る         八千代にて   春寒に 熱さ肌さす 露天風呂

2012年2月9日木曜日

とうてつ観光 西国3回 1~3番+6・7番

平成24年2月6~7日                                        岐阜方面からのバスを針インターで迎えることになった。9時45分の合流予定だが、榛原駅からの間に合うバスは7時42分発のみだ。18人乗の小型バスに乗客は9名、途中で老夫婦が乗車したのみ。8時20分到着、残った乗客は和尚と老夫婦だけだった。老夫婦は、更に天理方面のバスに乗り継ぐ様子だ。針テラスの乗務員休憩室で待つこと2時間、やって来たバスにお客様は37名。小雨の中を7番岡寺に向かう。1~3月は、厄除け法要の期間なので、本堂に上がる事はできない。龍蓋池、大師堂と廻る。山門前の無人スタンドに並べてある「アスカルビー(いちご)」や「ミカン」が良く売れる。お昼近くになったが、お弁当は後にしてもらい6番壺阪寺をお参りする。本堂や天竺渡来の石仏等を案内するが、濃霧で20mの大観音もボンヤリとしか見えない。しかしお客様は8mの涅槃釈迦像に大感動だ。13時30分打ち上げて、お弁当をいただきながら3番粉河寺に向かう。納経所に挨拶に行くと、参加している先達さんのチェックが始まった。元来、先達資格を持つ者は、定められた輪袈裟、名札、頭陀袋を身につけ、自ら納経に行くこととなっているのだ。何しろ、今回のお客様の中には先達さんが6人も参加しているのだ。キッチリとした対応というべきか。15時35分に粉河寺出発、2番紀三井寺の閉門時間が気になりだした。念のため添乗員に電話をしてもらうと、「1時間ほどで着くでしょう」とのこと。無事、お参りを終えると丁度17時だ。松本明慶の大観音様が時間切れで拝観できなかったのが残念だった。お宿は和歌の浦の「双子島荘」、添乗員の話では食事がお客様の評判とか。和尚は、「自由訳般若心経」などのコピーをお願いする。42セットの希望があったのだ。2日目は8時前の出発、何しろ1番青岸渡寺まで4時間はかかる。雨は降っているが、午後からは回復するとの予報、道の駅「志原海岸」で休憩の後、一気にお寺まで走る。勤行後、副住職の法話をいただき、打ち止めは12時30分。13時から食事にしましょうと伝えたが、お客様が揃っての食事作法は13時15分になった。昼食後、那智の瀧を見学して、和尚はお別れだ。熊野交通バスで紀伊勝浦駅へ、大阪方面への特急まで1時間あまりある。和尚は、早稲田の稲吟会(詩吟部)の後輩が寝具店を営んでいるのを思いだし、訪ねてみた。彼のお世話で夏合宿を勝浦でやったことがあるのだ。数10年ぶりの再会であった。丁度1年前、家族旅行のハワイで脳梗塞を発症して、リハビリに励んでいたという。身体的には、ほぼ回復したものの、言語能力および認知能力に障害が残っている。しかし、和尚のことは、思い出してくれたようで、懐かしいアルバムを持ち出してきて、奥様と3人、コーヒータイムを楽しんだ。奥様の明るさと元気さが救いだった。16時過ぎの特急で帰路に。合掌                                                        岡寺にて  遠来の 巡礼待つや 氷雨寺                            節分の 厄除け法要 龍蓋寺                            岡寺や 稚児大師に 寒の雨                    粉河寺にて 千年の 霊気漂う 寒巨木

読売奈良 西国2回 2~4番

平成24年2月4日                                     3台のバスが出るのだが、和尚の1号車は伊賀上野~名張~橿原神宮前と巡回するコース。お客様は42名。和尚は8時40分集合の橿原神宮前から合流することにした。寒波襲来とかで雪混じりの天候、案の定榛原付近の雪で到着が30分遅れた。先行する2台が4番施福寺から参るというので、添乗員は3番粉河寺~2番紀三井寺を先に廻る選択をした。3番粉河寺を打ち終えたのがお昼前、2番紀三井寺門前の「レストランはやし」着が13時前となった。13時40分に店頭に集合して人数を数えると、一人多い。2号車のお客様が紛れ込んでいたらしい。「結縁坂」とも云われる名物の石段を登りきったところに本堂がある。勤行後、大千手十一面観音像の拝観を勧める。松本明慶一門作の13mの立像である。拝観料200円だが、70歳以上は100円。お堂の階段を登り、外回廊に出ると万葉集にも歌われた和歌の浦の絶景が待っている。しかも三方向に丸窓があり、そこから中の大観音様のお顔を拝むことが出来る。お客様は、大喜びだ。14時半に紀三井寺出発、施福寺の納経受付は16時までとなっているので、時間が心配になってきた。岸和田和泉ICから駐車場まで20分はかかり、更に山道は急いでも20分はかかる。添乗員は、「時間ギリギリになると思いますが、宜しく」と電話は入れたものの気が気でない。駐車場着が15時45分頃、取り敢えず若いアシスタントが、お軸を抱えてダッシュする。お軸を書いてもらっている間に、添乗員が納経帖などを担ぎ上げようという作戦だ。和尚は、お客様に無理をしないようにと声を掛けながら送り出し、最後尾からスタート。和尚も、納経所に早く行って、ご挨拶をせねばとお客様を追い抜いて早足で登る。納経所で、お軸の処理を手伝いながら添乗員の到着を待つのだが、お軸を書き終えてもまだ到着しない。アシスタントが迎えに走る。納経帖のご朱印が始まったところで、本堂に入らせてもらいお勤め。打ち上げて解散したところに、遅れて4名到着した。折角だから、本堂前で一緒に読経して下山。聞けばアシスタント到着が16時7分とか、和尚も10分過ぎには着いていた。お寺さんには、ご迷惑をお掛けしたが、多くのお客様が「散華」の台紙(500円)を買っていただいたので、面目がたった。お杖を借りたお店も、開けて待っていてくれた。話によると、16時頃にお納経所から「バスは着いたか?」との問い合わせがあったとのこと。「50分には通過したよ」と答えてくれたというので、待っていてくれた訳だ。お陰で助かった。17時20分ようやく駐車場を出発できた。合掌                                                                                                                     施福寺にて  湯気立てて 登る参道 寒山寺

2012年2月2日木曜日

読売大和八木 四国逆打ち1回

平成24年1月29日
近鉄大和八木駅から橿原神宮を経由して大窪寺に向かうルート。読売旅行は、奈良方面から6台のばすが出ているという。和尚は6号車、お客様は43名。聞けば10名程が初遍路という。その方々を中心に話を進めることにする。現地での混雑を少しでも避けるため、いつもより30分ほど集合が早くなっている。88番大窪寺に着くまで、勤行次第の解説、遍路の作法、用品の説明などをする。到着は10時半、納経用品の買いを済ませるのを待って、参拝開始。合言葉は「ナラロク」だ。まずは記念撮影。お遍路のbefore afterの写真は買うべしと話しておいた。本当に、お参りの前と後ではお顔が違うからだ。何台かのバスと一緒になったが、旨くすり抜けて本堂でお参りできた。大師堂もスムースだったが納経所が混雑の様子で、添乗員が帰ってこない。お念珠の使い方を話したり、飛猿閣でお茶の御接待を受けながら時間を潰す。丁度お昼に出発、車中でお弁当タイムだ。87番長尾寺もラッシュ状態、添乗員はいつもの納経所が混雑していると見るや、本坊の納経所に駆け込んだ。これが、大ヒットで、御接待のぼたもちまで戴いてきた。打ち止めの86番志度寺は、大師堂から。いつもは閉扉しているのだが、今日は中に入ってお参りできた。折角なので、 錀を叩くポイントなど説明し、五重塔から海女の石塔を巡った。14時過ぎに無事打ち止め、18時頃に大和八木到着。合掌
  大窪寺にて   年明けて 逆打ち遍路 大窪寺
(写真は志度寺の五重塔)