2012年2月9日木曜日

読売奈良 西国2回 2~4番

平成24年2月4日                                     3台のバスが出るのだが、和尚の1号車は伊賀上野~名張~橿原神宮前と巡回するコース。お客様は42名。和尚は8時40分集合の橿原神宮前から合流することにした。寒波襲来とかで雪混じりの天候、案の定榛原付近の雪で到着が30分遅れた。先行する2台が4番施福寺から参るというので、添乗員は3番粉河寺~2番紀三井寺を先に廻る選択をした。3番粉河寺を打ち終えたのがお昼前、2番紀三井寺門前の「レストランはやし」着が13時前となった。13時40分に店頭に集合して人数を数えると、一人多い。2号車のお客様が紛れ込んでいたらしい。「結縁坂」とも云われる名物の石段を登りきったところに本堂がある。勤行後、大千手十一面観音像の拝観を勧める。松本明慶一門作の13mの立像である。拝観料200円だが、70歳以上は100円。お堂の階段を登り、外回廊に出ると万葉集にも歌われた和歌の浦の絶景が待っている。しかも三方向に丸窓があり、そこから中の大観音様のお顔を拝むことが出来る。お客様は、大喜びだ。14時半に紀三井寺出発、施福寺の納経受付は16時までとなっているので、時間が心配になってきた。岸和田和泉ICから駐車場まで20分はかかり、更に山道は急いでも20分はかかる。添乗員は、「時間ギリギリになると思いますが、宜しく」と電話は入れたものの気が気でない。駐車場着が15時45分頃、取り敢えず若いアシスタントが、お軸を抱えてダッシュする。お軸を書いてもらっている間に、添乗員が納経帖などを担ぎ上げようという作戦だ。和尚は、お客様に無理をしないようにと声を掛けながら送り出し、最後尾からスタート。和尚も、納経所に早く行って、ご挨拶をせねばとお客様を追い抜いて早足で登る。納経所で、お軸の処理を手伝いながら添乗員の到着を待つのだが、お軸を書き終えてもまだ到着しない。アシスタントが迎えに走る。納経帖のご朱印が始まったところで、本堂に入らせてもらいお勤め。打ち上げて解散したところに、遅れて4名到着した。折角だから、本堂前で一緒に読経して下山。聞けばアシスタント到着が16時7分とか、和尚も10分過ぎには着いていた。お寺さんには、ご迷惑をお掛けしたが、多くのお客様が「散華」の台紙(500円)を買っていただいたので、面目がたった。お杖を借りたお店も、開けて待っていてくれた。話によると、16時頃にお納経所から「バスは着いたか?」との問い合わせがあったとのこと。「50分には通過したよ」と答えてくれたというので、待っていてくれた訳だ。お陰で助かった。17時20分ようやく駐車場を出発できた。合掌                                                                                                                     施福寺にて  湯気立てて 登る参道 寒山寺

1 件のコメント:

  1. やはり施福寺を先に済ませるべきでした。
    雪による30分の遅れが最後までひびきましたね。

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