2019年4月23日火曜日

西国1回 生駒集合

平成31年4月20日

和尚にとっての平成最後の西國巡礼は、なんと1番青岸渡寺。土曜日とあってか、京都から3台、天王寺から2台出ているという。奈良組はいつも最後尾なので、のんびり行こうと決めた。紀の川で休憩後、中田食品に11時頃到着。梅に関するメーカーだが、和尚の狙いは、「ギャラリー梅園」。オーナーが集めた美術品が、季節ごとに展示替えされているのだ。お客様にも10分、そのために置いておいてとお話しする。車中で、お弁当を頂きながら、那智山に向かう。麓のカマボコセンターでお線香とローソクのセットをピックアップ。先ずは那智の滝「飛瀧神社」(ひろう神社)の参拝。滝をバックに記念撮影。その写真に虚子の句が「神にませば まことうるわし那智の滝」。季語は?
参道の石段を上り、本堂へ。お参り後は副住職の法話付き。15時40分集合と声を掛けて、解散。観光センター名物の「黒飴ソフト」をお勧めしておいた。「ちかつゆ」「紀の川AS」に立ち寄って生駒着20時30分過ぎ。合掌

 春風に滝水揺らぐ那智の山

2019年4月19日金曜日

西国7回  20~23番  なんば発

平成31年4月16日 
先週に引き続き西国7回のお参り。今回は梅田~なんば集合のルートでお客様は41名。
20番善峯寺に10時到着。つづれ折れの山道を登り、本堂でお勤め。桜が見頃というので、「遊竜の松」から多宝塔裏手の展望台に案内する。向かいの山肌に展開する満開の桜が見事だ。歓声を挙げ、お客様は撮影に没頭。そろそろ下山をと促すがお客様の足は動かない。桜に見とれているわけだ。11時までに出発できれば、定期バスに遭遇しないと思っていたが、結局、出発は11時15分。「豆屋黒兵衛」に立ち寄って21番穴太寺へ。本堂に上がりお勤めの後は、涅槃釈迦像(なで仏)に1列に並んでもらい、ご自分の気になるところを撫でていただく。納経所では、最後尾に並んで個人納経を待つのだが、「ご朱印ガール」というのか、お寺の各種の朱印をすべて押してもらう方が数名。一人で4種類だ。バスに戻られた方からお弁当をと伝えていたが、和尚が戻るとほとんどの方は食事を済ませていた。箕面への山越えの道は、大型車通行止めが続いているので、迷わず高速に乗り22番総持寺へ。折しも、4月15日~21日が本尊ご開帳とお砂踏みの期間。(@500円)
23番勝尾寺も桜が見頃。こちらは枝垂れ桜のためか善峯寺に比べるとピンクの色が濃い。今回も本堂でのお勤めを許されて有難い。16時40分無事打ち終わって帰路につく。近畿道から守口線で大阪へ、JR大阪着17時45分、なんば着18時過ぎ。好天に恵まれ、シーズン最後の桜も楽しんで良いお参りとなりました。又、なんばの出発時には、薬師霊場巡のご婦人から「くいだおれのハチミツケーキ」のご接待。おいしくいただきます。合掌

山肌の桜満開善峯寺

 

2019年4月10日水曜日

西国7回 20~24番 西大寺発

平成31年4月9日

生駒~西大寺~JR奈良と回るコース。和尚は、8時10分集合の西大寺より添乗、ところがお客様が一人現れない。添乗員が携帯に電話するも、使われていないというし、料金も振り込まれていない。これは、いたずらに違いないと判断して少し遅れて出発。JR奈良からのお客様が多く、37名中21名だ。20番善峯寺の急な坂を息を切らせながら登る。本堂に上がってのお勤め後は、各自「遊竜の松」を見学して貰う。豆屋黒兵衛でお買い物して21番穴太寺へ。最近、拝観料を取るようになったというので、どこまで拝観できるか確認してもらうと、本堂のみとのこと。(@200円)お勤めの後は、なで仏の涅槃釈迦像に案内、ご真言を唱えながら、自分の気になるところを撫でていただく。車中でお弁当を頂きながら、山越えで23番勝尾寺を目指そうとしたら、大型車通行止めの表示。やむなく高速道路で22番総持寺へ。意外とスムースでこれからは順打ちで行くべしと決めた。勝尾寺はちょうど法要の合間で、本堂内でのお勤めを勧めていただいた。ありがたいことで、皆さん大喜びだ。JR奈良経由西大寺着17時前。皆さんをお送りしエキナカの「豊祝」で一杯やろうとカウンターに付くと、なんと隣は今日のお客さま。ゴチになりついつい杯を重ねてしまった。合掌

 寺々の花見楽しむ巡礼や

2019年4月8日月曜日

奈良大和四寺巡礼+金峯山寺&春日大社

平成31年4月6~7日

東京阪急交通社の企画で奈良の四寺巡礼に吉野の金峯山寺と春日大社の参拝とを加えたもの。桜のシーズンということもあってか、お客様は36名。名古屋からバスで奈良へ向かってくる。当初の予定では、室生寺から打ち始めることになっていたが、お寺の法要と重なるので、時間を変えてほしいとのこと。安倍文殊院から長谷寺と巡って室生寺へとコース変更。和尚は、桜井駅で待機することに。12時50分に合流し、文殊院へ。満開の桜の中、客殿でお抹茶と落雁をいただき、ご住職の法話。本堂で国宝の渡海文殊菩薩群像を前に読経。長谷寺も 桜が満開、お客様はご本尊の特別拝観。記念に「結縁の五色線」をいただいている。室生寺へ向かうが時間的に危うい状態、17時までに到着すれば、対応してくれるというので、ドライバーさんに頑張って貰い、ギリギリ間に合った。僧侶の案内で境内を巡る。各お寺で、僧侶の案内があるのがこの巡礼のポイントになっているのだ。お宿は、天理市二階堂のグランヴィリオホテル奈良、ルートインホテルグループの新しいホテルだ。
7日 混雑必死の吉野山へ向け8時に出発。1時間弱で到着し、特別ご開帳中の金峯山寺蔵王堂へ。参拝客は、まだ少なく本堂で読経の後、本地堂へ。3体の蔵王権現の本地仏である釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩が祀られている。2時間ほどゆっくり散策してもらうということで解散したが、続々と観光バスや個人のお客様が登っくる。我々のタイミングがベストだったようだ。山を下り、たなかの柿の葉ずしで昼食。岡寺へ向う。僧侶の解説の後、本堂でお勤め。幸運なことに、修理中であった不動明王と愛染明王が帰ってきたところで、本尊の前に安置されている。打ち止めは、春日大社。案内の係の話が丁寧で、帰りの新幹線の時間を気にする添乗員は、ハラハラ。17時には出発したい旨、お願いして案内してもらうが、和尚も初めてで、その壮大さにびっくり。京都駅に18時ごろ到着して、お別れ。お疲れ様でした。合掌