2012年2月24日金曜日

四国逆打ち2回 85番~82番 守口発

平成24年2月20日
寝屋川からの2号車に守口から乗車する。お客様は44名で満員状態。阪急交通社からは合計3台。最初が85番八栗寺からなので、朝のお勤めの後に、「いろは歌」の練習から始める。和尚手作りの資料を配り、解説し、CDを流す。八栗寺へのケーブルカーで流されるので、その時に皆で歌おうという魂胆なのだ。ケーブルカーは、貸し切りで心ゆくまで歌わせてもらった。お参りを終えても、添乗員が帰ってこない。どうも、団体の納経先取り隊が2台分前にいたようだ。お弁当を頂きながら屋島へ。屋島のドライブウエイには「ミステリーゾーン」がある。車は登って行くのだが、見た目には下り坂に見えるのだ。84番屋島寺は、裏門から入ることになるため、手洗場が反対側となる。そこで、塗香をして差し上げる。その作法も伝授することになる。乳がん予防か安産祈願が知らないが女性軍がなでて行くので、蓑山大明神こと太三郎狸の細君の左の乳房がツルツルに光っている。(右の乳房には子狸が吸い着いているのだ)83番一宮寺では、「地獄の釜の音」を聞いてもらう。本堂前の小さい石の祠にお薬師さまが祀られているのだが、その中に首を突っ込むと「ゴ―」という音が聞こえるのだ。それを称して「地獄の釜の音」という。護摩堂のお不動さまを拝んで 82番根香寺へ。豪壮な山門の左手に「牛鬼」の像が建っている。かって村里を荒らした怪物という。お客様のアンケートに歌が書いてあるという。『根香寺の梅のつぼみは ほころびて』と書いてあるのだが、添乗員が下の句をというので『遍路迎える 春は近くに』と連ねてみた。根香寺の本尊・千手観音は33年に1度のご開張、次は平成48年(2036)だ。そこまでは生きていないとの声がちらほら。16時半打ち止め。合掌                           根香寺にて  残雪や 堅きつぼみの 梅本堂(写真は八栗寺歓喜天堂)

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