2019年7月11日木曜日

四国10回 60~65番  なんば発

令和元年7月9~10日

なんばから42名のお客様と伊予路へ向かう。初日は、難所の65番三角寺と60番横峰寺の2ヶ所が精一杯だ。吉野川HWOで昼食を摂り、三角寺の麓に12時40分頃到着。ジャンボタクシーに分乗して、山門下へ。急な石段を上りきると、鐘楼門が待っている。順に鐘を突いて境内に。本堂の前には、一茶の句碑があり、歌われた山桜の老木がある。11面観音のご真言を唱えて、大師堂へ。その脇に寺名由来の三角池がある。弘法大師が三角の護摩壇を築いてご修法された跡だ。60番横峰寺までは、1時間ほどだが、雨足が強くなりだした。麓からマイクロ2台で山頂の駐車場へ。ここから境内まで山道を下る、ということは帰路は結構な登りになる。和尚は、マイクロから降りるときに、勢い良く折たたみ傘を開いたら、傘の柄が抜けて壊れてしまった。お客さまが予備の傘を貸していただいたので、事なきを得た。本堂に上がり込んでお勤め、大師堂では軒下に分散してのお参りとなった。お宿の道後温泉ルナパークに17時40分頃到着。有名な坊ちゃん湯の本館は7年かけての大修理に入ったとのこと。夕食は、鯛尽くしの料理。からくり時計に合わせて、温泉街の散策に。
10日 小雨模様だが、大したことはない。朝食バイキングで朝カレーを楽しんで8時出発。先ずは、ハタダのお菓子館に立ち寄ってお買い物タイム。石鎚山系の伏流水を汲ませてもらう。これは仏様用だ。64番前神寺は、奥行きの深い札所。途中で滝を浴びるお不動さんに1円アルミ貨を投げて、ぴたりを貼り付けば、ご利益があると試みる。和尚は2度失敗して諦めたが、うまく貼り付いた方の歓声が沸く。お財布にいれる幸運の招き猫を紹介すると、まとめ買いする方も。63番吉祥寺は、霊場唯一の毘沙門天がご本尊。七福神の残り六体を祀るお堂を一列になってお参りする。61番香園寺では、大講堂に上がり、大日如来について解説させて頂いた。講堂の音響効果が素晴らしく、天井からお経が降ってくる感じだ。第2駐車場に62番礼拝所があるが、このほど本堂が落慶。初めてお参りさせて頂いた。父親が宮大工だったというお客様が、じっくりと眺めて3~4000万円は掛かっていると話してくれた。12時20分打ち止めして、昼食会場のリンリンパークへ。帰路は、吉野川HWO、淡路HWOと休憩して梅田18時25分着、なんば18時45分着。淀川左岸線を使って野田阪神方面に出たのが、大正解だったようだ。合掌

残り梅雨 鐘楼門の 鐘響き



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