2011年10月3日月曜日

読売奈良 西国11回 西大寺発



平成23年10月2日

西大寺から40名のお客様と満願の旅に出発した。11回目は、32番観音正寺と33番華厳寺の2ケ寺を御参りする。このコースと1回目の青岸渡寺だけは、ツアーバスに乗ることをお勧めしている。個人で行こうと思うと大変なのだ。草津PAで休憩して観音正寺へ向かうのだが、奈良読売の場合は全員タクシーに乗り換えてお寺に向かう。きぬがさ山の頂きにある寺に、歩いて山道を登ると西国の札所でも最難関の一つと云われる。和尚は、一人でも歩くと言えば付き合うので、タクシー利用は久しぶりだ。5台のタクシーのピストン運行で時間がかかったが、本堂に上がり松本明慶大仏師が刻んだ千手観音を拝する。いつ拝んでも素晴らしい。山を降りて、彦根IC近くの「レストラン・ハイウエイ」で近江牛の牛鍋のお昼をいただいて、岐阜へ。関ヶ原ICから谷汲へ。14時門前駐車場に到着。櫻並木を保護するため、参道にバスは入れない。日曜日とあって、お店も結構開いていて風情がある。華厳寺本堂、おいずる堂、満願堂とお参りして無事満願、皆さんニコニコ顔だ。14時50分打ち止め、15時30分集合として解散、各自で満願の余韻を楽しんでいただく。いつも立ち寄るお店でコーヒーブレイク、ご接待で自家製の梅干しを戴く、塩分少なめで美味しい。帰路もスムースで、18時半過ぎには西大寺到着。お客さまの次なるスケジュールは、善光寺と高野山のお礼参りだ。段々と寒くなるので、体調に気を付けて参加できるよう祈るばかりだ。合掌

 観音正寺にて   白檀の 香りゆかしき 秋山寺

(写真は、観音正寺境内の釈迦如来と華厳寺山門)

1 件のコメント:

  1. 千手観音を刻んだ白檀を利用してオリジナルの御線香やお守りを造っている。インド政府の特別許可を得て輸入できた白檀なので、削りカスといえども無駄にはできない。いろいろと加工されているのだ。

    返信削除