2011年10月29日土曜日

西国1回 難波発


平成23年10月23日

難波から38名のお客さまと1番青岸渡寺へ向かう。昨夜の雨で、中辺路ルートが電信柱の倒壊で通行止めとの連絡が入り、海岸沿いのルートをとる。通常は通らないルートなので、「橋杭岩」には皆さん大喜び。天気も良く、ご機嫌なバスツアーだ。12時頃に那智の滝に着き、記念写真。そこまでの参詣道は、台風による山崩れと那智川の氾濫で無残な姿だ。路上に30台程の車が駐車している。何事かと思ったら、救援ボランティア達の車だった。日曜日に駆けつけてくれているのだ。掲げられた横断幕に「ボランティアありがとう」とか「まけるな和歌山」と書かれている。本堂でお参りし、法話もいただいて下山。丁度、ボランティアの皆さんも作業を終え、車に戻って来るところだった。スコップを持参し、長靴姿だ。心の中で手を合わせた。合掌

 青岸渡寺参道にて  那智の秋 瓦礫に挑む ボランティア

 橋杭岩にて     南無大師 橋杭岩の 秋夕陽

(写真は橋杭岩)

1 件のコメント:

  1. 橋杭岩の伝説
    その昔弘法大師が紀州行脚の際、この地に立ち寄り向かいの大島へ渡るため天邪鬼に手伝わせて橋をかけ始めたが、天邪鬼がくたびれて鶏の鳴き声をまねたので大師も夜が明けたと思って中止し、その橋杭だけが残ったといわれている。

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