2011年10月13日木曜日

四国7回 38~43番


平成23年11~12日

梅田経由難波発のコース、久しぶりに第7回の添乗。実のところ、パソコンでお参り状況を管理しているのだが、このコースは歯抜けの感があって、お願いして今月は2回添乗させていただくことになった。
四国最南端・足摺岬までの長距離ドライブ、初日は39番延光寺だけで精一杯というところだ。お客様は39名、高槻方面からもう一台(37名)出ている。難波を8時半に出発、瀧野西、豊浜、ユーイング四万十の3ヶ所で休憩し、15時半に延光寺到着。道中着に押す赤亀の朱印が、20番鶴林寺の鶴と対になる。「眼洗いの井戸」や樹齢五百年の「いぶき」でも知られている。四万十川の遊覧がオプションで企画されていて22名が参加、30分ほどの舟遊びを楽しまれたようだ。和尚は、残ったお客様と「アカメ館」で休憩、「足摺サニーサイドホテル」に18時30分到着、19時夕食。和尚と高槻組の先達は新館泊、海岸に近い方に近年建設されたもので、各部屋がメゾネットタイプで、2階がベッドルーム、ゆったりとした造りだ。室外のベランダに浴槽の設備もあり露天風呂も楽しめる。夕食後、「民宿・西田」のご主人に迎えにきてもらい、ご自慢の掛軸を見学に行く。かってプレゼントした砂原秀遍東寺長者の「光明照四海」の書も軸装されていて、他を圧倒する迫力がある。ひとしきり西安・青龍寺の話題で盛り上がった。ホテルに戻り隣の高槻組の先達部屋を覗き、一杯いただくことに。添乗員など5~6人で歓談し就寝。
2日目は6時40分朝食、2台合同で食事作法、7時半出発。38番金剛福寺山門前で記念撮影。遍路バスが次々とやってくる。大師堂~本堂とおまいりして、岬の散策コースへ。「ジョン万次郎像」「展望台」「灯台」「七不思議」と椿トンネルを歩む。バスに戻ると写真も出来上がっていた。足摺岬のたもと、土佐清水港の「黒潮市場」でお買い物、「マグロのかぶと煮」が一番人気で、和尚の推奨品でもある。40番観自在寺まで1時間半、駐車場から裏道を通って行く。弘法大師が、「南無阿弥陀仏」と刻んだ舟形の印判が残されていて、それで摺られた「健康てぬぐい」が頒布されている。(1500円)大師堂の周囲は、八十八ヶ所のお砂踏みになっており、皆で一周する。「平城天皇の剃髪塚」も案内。41番龍光寺まで、1時間程かかるので、この間で昼食を摂ってもらう。龍光寺は、「三間のお稲荷さん」と云われているように、神仏習合のお寺だ。参道の和菓子屋「風月庵」も人気。15分程で42番佛木寺、新装なった仁王門が堂々としている。少し気温が上がって来たこともあって、門前のアイスクリームが大人気。20分程で源頼朝ゆかりの43番明石寺へ。駐車場にバスが数台、これは納経に時間がかかると覚悟して、ゆっくりとおまいりする。なんと、今回で結願というお客様が3組、皆で拍手して祝福する。15時30分帰路に。石鎚山HWO、吉野川HWO、淡路SAと休憩して梅田21時20分、難波45分着。本当にお疲れ様でした。合掌

 足摺岬にて  七不思議 足摺の秋 椿道

 龍光寺にて  大栗や 柿や大福 遍路道

 佛木寺にて  秋の日や 仁王山門 佛木寺

(写真は新装なった佛木寺の仁王門)

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