2011年10月5日水曜日

名古屋西国2回 ②~⑧+法起院


平成23年10月3~4日

名古屋から31名のお客様を針ICで迎える。近鉄榛原駅からバスが出ているのだが、7時40分頃の便のみ。バスは9時半~10時頃に到着するので、針ICで1時間ほど待つことになる。榛原へのアクセスは先達仲間では和尚が最も便利とあって、このコースによく添乗する。1回目が、台風の被害で「青巌渡寺」が目下参拝できないため、実質上は、今回からスタートということになる。まずは、納経用品を揃え、6番壺阪寺(南法華寺)からお参りだ。お里沢市の壺阪霊験記で有名だが、インドの大石仏や盲老人ホームでも知られている。拝殿で読経の後、本堂の千手観音さまをお側で拝観、エキゾチックな風貌の眼が特徴的だ。なるほど眼病平癒の観音様らしい。「釈尊一代記の石壁」「観音立像」「「涅槃釈迦像」「納骨堂」「釈迦三尊像」などの石仏をぐるりと案内した。都合1時間ほどかかる。7番岡寺(龍蓋寺)への途中、「ヤマトの柿の葉ずし」で昼食。岡寺の如意輪観音も内陣でお勤めできる。塑像としては日本最大級で重文。8番長谷寺の駐車場にバスを停めて、番外の法起院からおまいり。西国の創始者・徳道上人のご廟所だ。墓石塔の周りが「お砂踏み」になっていて、皆で一周する。長谷寺の登廊の石段をゆっくり上がって、本堂前の舞台でお勤め、眺めも素晴らしい。一旦解散し、希望者を案内して「大師堂」「元長谷寺」「五重塔」と廻る。まだ15時なので、もう一ヶ寺廻ることにし、5番葛井寺に向かう。秘仏なのでお姿は拝観できないが、本堂に上がりお勤め。16時半打ち止め、お宿の橿原ロイヤルホテルへ。朝の散歩に橿原神宮参拝をお勧めして和尚は帰宅。2日目の出発は8時、最大の難関・施福寺へ。山門までの急坂を登りつめると、そこから約30分の山道だ。本堂外陣での参拝となるが、本尊は弥勒菩薩、向かって右に文殊菩薩、左に西国の本尊千手観音という配置だ。裏手にまわって、弘法大師、伝教大師両像や馬頭観音像を拝する。3番粉河寺、2番紀三井寺とまわりマリーナシティでの昼食が14時位になってしまった。紀三井寺~昼食~粉河寺とするか昼食を摂って紀三井寺~粉河寺とすべきだったと反省。添乗員の指示書通りなのだが、アドバイスすればよかったかも。紀三井寺の大観音(松本明慶作)を拝観したお客様には、和歌の浦の絶景とともに喜んでいただいた。(拝観料200円、70歳以上は100円)和尚とアシスタントは、香芝ICでお別れ。名古屋までは、さらに3時間位はかかるかも。施福寺の麓で買った「柿の葉寿し」や「草餅」がお役に立つはずだ。合掌

   壺阪寺にて  壺阪や お里沢市 秋の風

          鰯雲 印度石仏 壺阪寺

   施福寺にて  秋こそと 挑む施福寺 玉の汗

(写真は 粉河寺の桃山式庭園)

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