2011年9月3日土曜日

空海と密教美術展


平成23年8月31日

東京国立博物館で開催されている「空海と密教美術展」と拝観しようと、30日京都発の深夜バスで東京に向かった。バスは3列シートでゆったりしている。朝7時半に東京駅到着。ネットで調べてあった「湯楽三昧」で朝風呂と朝食を摂って、上野へむかった。9時前に博物館に着いたところ、準備の係員がチケットは、公園入り口のチケットブースで買うと9時に買えるが、博物館では9時半にならないと買えませんと教えてくれた。さすればと、公園入り口に戻り並ぶ。博物館に戻ると既に列が出来ていて、和尚は40~50番の間位だ。列は長くなり、9時半の開場の時には300人位になっているようだった。各本山などが出品している美術品が一同に会する機会はあまりない。和尚ゆかりの東寺、高野山、善通寺からもお宝が出展されていて、いつもと違う角度から、というより身近から拝観出来て感動ものだった。東寺の立体曼陀羅も一体づつ、ぐるりと四方八方から拝観できる。善通寺の「錫杖頭」も表裏、左右からも拝観できる。東京まで出かけて行った価値は十分だった。図録も求めてきたので、解説を読みながら、反芻しているところだ。9月25日までなので、機会があればぜひどうぞ。チケットを見ると、共通で入館できる所に「法隆寺宝物舘」とある。気になって行ってみると、これはびっくり7世紀の観音様の行列だ。全て重要文化財だ。法隆寺が天皇に献上したものが、国に移管されているとか。奈良県に住まいするから気になったが、これはすごかった。
せっかく上京したので、板東の観音霊場である浅草・浅草寺を訪ねた。外人観光客が多く眼について、外人観光客が減ったという報道を見聞きしていたので、驚かされた。さすが浅草、すごい熱気だった。また、ここからスカイツリーが良く見える。良いおのぼりさんツアーでした。合掌
(写真は、浅草寺の雷門)

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