2011年5月5日木曜日

西国 12~14番


平成23年5月5日

連休中は、バスによるお四国も西国もないので、個人的に廻ることにした。今回は、12番正法寺、13番石山寺、14番三井寺と廻り、近畿36不動尊霊場の円満院門跡とした。連休の帰省ラッシュで、込み合うことを見越し、早めに動いたことが良かったのか、ほとんど渋滞に会うこともなく12番岩間山正法寺に着いた。通称「岩間寺」だ。いつもと違って、信徒会館の脇に、入山料の受付場所があった。お寺を糾弾する看板があり、信徒会館や駐車場の敷地は違法だと書かれてある。その為かもしれない。ついで、13番石山寺に、東寺真言宗の大本山である。和尚にとっても、同宗の寺院なので、思い入れも深い。バスでお客様をお連れするときは、時間に追われることもあり、個人的には満足なお参りは出来ていないと云う感がある。今日は、ゆっくりとお堂一つ一つを丹念に、御参りさせていただいた。「さすが」の一言です。14番三井寺では、まず門前の「風月」でお昼をいただく。そして、参拝順路に従って、仁王門から釈迦堂へと進む。重文か国宝ばかりだ。五別所の一つ「微妙寺」では、重文の十一面観音がご開扉中であった。西国14番札所の観音堂にお参りし、五別所の一つ、薬師霊場の「水観寺」にでも、本堂に上がりお参りできた。開祖の智証大師円珍は、四国76番金倉寺のお生まれ、弘法大師の甥とも姪の子とも云われ、御親戚筋だ。そんな訳で、とりわけ親近感もあるのだ。そして、山門の左手にある「円満院門跡」に。近畿36不動尊霊場の25番だ。「鳥枢沙摩明王」のお札をいただいたので、早速トイレに入口に貼りつけた。和尚も、少しづつだが、不動尊霊場も廻ろうかと思っている次第。合掌

   石山寺にて  紅つつじ 迎える参道 石山寺

(写真は、石山寺の参道)

1 件のコメント:

  1. 心ゆくまで、参拝させていただきました。こんな時間も有難いものです。

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