2011年5月25日水曜日

読売旅行(奈良) 四国6回 32番~37番


平成23年5月22~23日

天理~西大寺~東生駒で集客して土佐路へ向かう第6回、和尚は西大寺から添乗、お客様は32名。奈良からは2台出ており、和尚は2号車、1号車には大ベテランの川倉先達が添乗している。天気予報は曇りのち雨、まずは37番岩本寺を目指す。車中で、昼食を摂り13時過ぎに岩本寺到着。本堂の格天井の絵が有名、全国から公募したものでマリリン・モンローから子猫まで多彩だ。本尊も5仏なので、御真言も大変だ。しかし、駐車場横の「此処や」のアイスクリームが、皆の笑顔を醸し出してくれる。今日は、ドライバーさんと添乗メンバーで記念写真に収まった。店頭に所狭しと掲示されている写真の一枚に加わることになる。35番清滝寺のお薦めは、境内に立つ薬師如来の胎内巡りだ。台座の中をくぐるだけなのだが、漆黒の闇を知らない現代人には、結構恐いらしい。34番種間寺は、安産祈願のお寺でもある。祈願の柄杓の底を抜いて戴き、無事安産すると、お礼参りに奉納する。子安観音の廻りに奉納された柄杓が並んでいる。高齢出産が多いのも、さもありなんというところか。17時前に打ち止め、お宿に向かう。お宿は、高知プリンスホテル。久しぶりに川倉先達と、お参り談義に時を忘れた。

  種間寺にて  紫陽花の 迎える寺や 種間かな

7時半に出発し、33番雪蹊寺へ。遍路史上に名高い山本玄峰師ゆかりの寺でもあり、長宗我部家ゆかりの寺でもある。何しろ「雪蹊」は、長宗我部元親の法名からとったものだ。32番禅師峰寺では、境内に立つ十一面観音様の後ろ頭に注目してもらう。「大哄笑面」といわれるお顔なのだが、正面からは見えない。ここでは、参道を登り降りする際に確認出来るのだ。桂浜に立ち寄るが、雨で記念撮影は中止。打ち止めは36番青龍寺、三陽荘のマイクロで送ってもらい、横綱・朝青龍関の高校時代のトレーニング場という石段を登る。下りは、スロープを使い恵果阿闍梨を祀るお堂でお参り。お参りを終えて、三陽荘で昼食。後は、ひたすら奈良へ向いて走るのみ。2度の休憩を経て、西大寺到着は20時過ぎ。ご苦労様でした。合掌

  桂浜にて   五月雨 遍路の憩う 桂浜

(写真は、青龍寺の恵果堂)

1 件のコメント:

  1. 恵果堂があるのは、青龍寺だけ。そのご恩を忘れないために建立したと云われる由縁だ。雨模様だったが、おまいりに際しては、あまり降られず。お大師様のお陰の声も。

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