2015年10月11日日曜日

神護寺 多宝塔 特別ご開帳

 平成27年10月11日
神護寺の山門
 神護寺の多宝塔の本尊五大虚空蔵菩薩(国宝)の秋のご開帳に向け、なんばを8時に集合した。昨年も、トライしたのだが台風の影響で中止となり、門前で引き返えしたのだった。信貴山千手院大阪分院のメンバー4人で、まずは金堂にて、ご本尊薬師如来(国宝)を前に読経、薬師如来に脇侍の日光・月光菩薩、眷属の十二神将、更に四天王が居並ぶ。読経の後は、お膝元近くで拝観させて頂いた。 ご開帳の五大虚空蔵菩薩は、向かって右より宝光虚空蔵菩薩、蓮華虚空蔵菩薩、法界虚空蔵菩薩、羯摩虚空蔵菩薩、金剛虚空蔵菩薩と一列に並ぶ。本来は、法界虚空蔵菩薩を中心に、四方に配置されるものと云うが、多宝塔の内部空間が狭いが故の配置とか。微かに、かっての彩色が残っている。役僧の説明が一段落したところで、ここでも読経させていただいた。拝観料は、通常の600円に多宝塔拝観500円プラス。帰唐された弘法大師が、14年間住持された「遺跡本山」である。和尚もようやく念願かなっての参拝となった。下山後は、麩屋町の「晦庵河道屋」でおそばを頂き、「錦市場」へ。日曜日とあってか、電車のラシュ並みの込み具合だ。和尚は、「麩饅頭」「出し巻き玉子」「大根の糠漬け」といつものお買いものをして帰路についた。天気予報に反して、雨も降らず、良いお参りとなった。合掌 

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