2015年10月9日金曜日

醍醐寺三宝院特別拝観と霊宝館

平成27年10月7日

三宝院・国宝唐門
三宝院門跡筆「花尽くし」
読売新聞わいず倶楽部の企画に応募したところ5倍の抽選に見事当選、参加費は6600円。醍醐寺へは西国巡拝でお客様とお参りするのだが、三宝院や霊宝館は素通りなので、この機会を利用させていただいた訳だ。京都地下鉄「醍醐駅」に10時30集合。100名が4班編成に。まずは、三宝院の修証館で法話と「高王十句観音経」の写経、本堂に写経奉納して昼食。
会場は、雨月茶屋恩賜館。箸袋には「食事五観文」が書かれている。『一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る。二つには、己が徳行の全欠をはかって供に応ず。三つには、心を防ぎ、過貧等を離るるを宗とす。四つには、正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり。五つには、道行を成せんが為に、将にこの食をうくべし。』また、料理の敷き紙は、三宝院門跡の「花」尽しの墨書だ。午後からは、班ごとに伽藍拝観。西国のご朱印を求める方が二人いらっしゃったので、3人で別行動させてもらう。14時からがいよいよ三宝院特別拝観。若い僧侶の案内で、本堂、純浄館、奥宸殿など拝観。秀吉作というお庭も解説付きで拝見すると一段と興味深い。霊宝館では、秋季特別展として「宗達とその時代展」を開催中。宗達の屏風絵など3点など、国宝、重文7点が特別展示だ。びっくりしたのは、上醍醐の五大力やご本尊などが展示されている。さらに隣接の仏像館もゆっくり拝観できた。平成20年の落雷以降、上醍醐の仏様のほとんどが下醍醐に避難されているようだ。16時の解散まで、心行くまで堪能させて頂いた。合掌

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