2015年10月23日金曜日

四国4回 ミキ大阪会 梅田発

平成27年10月19~20日

平等寺の山門
梅田から28名のお客様と阿波路へ向け出発。初めての1泊2日のバス遍路。お客様は皆さん顔なじみの方々なので、集合地点から和やかな雰囲気だ。8時の出発だが、湾岸線の通行止めの影響で渋滞、淡路SAにたどり着いたのが9時20分、徳島とくとくターミナルで休憩し20番鶴林寺に12時に着いた。道中着の背中に、沢山のご朱印を押すのは感心しないが、鶴林寺の鶴と延光寺の亀のご朱印を押してもらうのは、和尚もお薦めだ。21番太龍寺へ向かう。ともかく初日に20番と21番の「遍路ころがし」を済ませてしまうのが和尚の流儀、14時発のロープウエイで上り、13時発で下ると伝える。上天気で、ゴンドラから鶴林寺の三重塔が、良く見える。太龍寺は、西の高野といわれるだけあって、大師堂の雰囲気は、高野山奥の院と同じ配置となっている。本坊廊下の天井に描かれた「大龍図」を鑑賞して下山、22番平等寺に走る。初日に3ヶ寺廻れれば、十分だ。平等寺は、本堂が改修中で、ご本尊薬師如来は、護摩堂に仮安置中。しかも、ご開扉されていて、和尚も初めて拝観させて頂く。大師堂も、最近はご開扉されているので、お客様は、超ラッキーなのだ。お寺の廻りの畑では、コスモスが咲き乱れ、撮影会の様相だ。打ち止めは、16時20分。
お宿の「昴宿よしの」に向かう車中で、「阿波踊り会館」の見学をお薦めする。ネットで確認すると、今夜は「まんじ連」の出演、この時間なら、食事を済ませ20時からの開演に十分時間がある。しかも、入場料も御宿で買えば、800円が600円になるという。経験者を除く24名が参加、添乗員もドライバーさんも初めてということで参加。聞けば、皆さん堪能し優秀賞を頂いた方も。
20日は、8時出発、17番井戸寺から。馴染みの堂守さんに、ご挨拶すると「今、開けたばかりよ」という。「本来は9時にお堂を開けるルール、出来るだけ30分前に開けるのよ」と久しぶりの笑顔。お客様が沢山買い物されたせいか、和尚にも線香と蝋燭のご接待。「面影の井戸」で霊水を頂く。16番観音寺の名物は、お大師様の梵字の光明真言の印版だ。道中着の両襟に摺って貰うのだが、込み合っていたり若衆がいないと駄目、声をかけた手前何度も電話するが繋がらない。あきらめて取敢えず添乗員に預けて貰い、納経所へ確認に。対応できると聞いてホッと一安心。19番立江寺では、納経所にお願いして、本堂でお参りさせて頂く。お客様は、堂々たるお地蔵さまに、感嘆の声。しかも、「黒髪堂」のお話をして、見学してもらうとさらにびっくりされたようだ。18番恩山寺の麓は、「義経上陸の地」という石碑が立つ。屋島の戦いの折に、ここから上陸して屋島に向かったというのだ。近くの神社の丘に義経の騎馬像が見え、国道の橋の名前も「義経橋」「源氏橋」とある。ご母堂玉依御前のゆかりの寺でもあり、御前を祀るお堂も大師堂に隣接して建つ。和尚は、釈迦十大弟子を祀るお堂で、解説だ。お弁当を摂りながら、23番薬王寺へ。お許しを得て、本堂に上がりお勤め。更に渝祇堂にも上がり、五智如来の話をする。山から眺める日和佐の景色も素晴らしい。14時過ぎ打ち止め。
平等寺近くのコスモス畑
休止中だった薬師会館で確認すると、4月1日から再オープンで、宿坊も再開、2階の食堂も団体予約は受け付けるとのことだった。お客様の要望を受けて、日和佐の道の駅で休憩し帰路へ。楽しい旅でした。合掌

 太龍寺にて  天高く 鶴林寺見ゆ ロープウエイ

 平等寺にて  秋桜や お薬師開帳 平等寺



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