2014年3月20日木曜日

西国3回 名古屋 5~8番+法起院

平成26年3月17日
壷阪寺の雛曼荼羅

名古屋からの一行35名を名阪国道の針テラスで待ち受ける。早ければ9時半にでも着けるかと云うので、早々に待機していたが、結局10時前の到着となり5番葛井寺に向かう。今日は歩き歩きのコースなので、その旨伝えておく。幾人かの顔は、何度かご一緒したので見覚えがある。山門の前で、作法など説明し、本堂に上がり込んでお勤め。門前の葛井餅が人気で、お客様の一人が、和尚にもご接待してくださった。6番壺坂寺までの車中でお弁当タイム。お寺の周辺は、お雛飾りを披露する時期で、壺阪寺も「雛曼荼羅」が展示されている。釈迦堂で、お釈迦様の一生を掲げられた絵を元に説明、多宝塔前で密教寺院独特の意匠であることを解説、お寺からの眼の観音様の話を聞いて礼堂へ。勤行のあと本堂である八角堂の千手観音の膝下へ。いつ拝顔しても、そのエキゾチックな風貌に圧倒される。お里沢市の像の前に集合し、石造仏の観賞ツアーだ。釈迦一代記を描いたレリーフから大観音像の居る高台へ。一旦降りて、涅槃釈迦像と大観音を一体的にカメラに収められるポイントまで案内する。和尚お薦めのポイントだ。さらに釈迦三尊像へ。皆さんには、眼に効くお茶のご接待を勧めてから、講堂の「雛曼荼羅」に向かう。弘法大師を真ん中に、お雛様が並んで居るのが相観だ。7番岡寺は、今月までは厄除け法要の期間なので、本堂には入れないが、ガラス越しにその大きなお姿を拝観する。龍蓋池から大師堂と廻り8番長谷寺方面に。先ずは、徳道上人の御廟所である番外の法起院から。お参りしてから、お墓の周りの西国三十三ヶ所をお砂踏み。いよいよ打ち止め、長谷寺の「登廊」399段が待っている。藁帽子に守られた寒牡丹と新芽が吹き出した牡丹とが両側に同居している。全国に広まる長谷式観音様のルーツであるご本尊は堂々として、伏し目がちの御目もお膝元から見上げると、丁度目線が合う。舞台に集合して、お勤め。自由解散にして、30分後バス集合とした。和尚の動きについてくるという方が多いので、大師堂から本長谷寺、五重塔と回る。16時半の打ち止め、名古屋の覚王山日泰寺の話をしながら針テラスへ。お別れは17時過ぎ。天候にも恵まれ、良いお参りが出来ました。お疲れさまでした。合掌

 壺阪寺にて  壺坂や 大師微笑む 雛曼荼羅

 岡寺にて   紅梅に 寄り添う白の 香りかな

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