施福寺山門 |
なんばを8時半に出発して4番施福寺へ向かう。麓の信貴山観光センターで杖をお借りし、先ずは胸突き八丁の急な坂を登ると山門が待っている。ここからいよいよ山道を30分程歩いて本堂にたどり着くのだ。無理をせず、マイペースでとアドバイスして、先頭に立つ。ハイキングでこられている方も多い。納経所で、本堂使用の了解を得てから、皆の到着を待つ。中々揃わないと思っているうちに、後続の団体がぞろぞろと登ってくる、2台の団体のようだ。ようやく揃ったところで、説明とお勤め。ご本尊裏手の馬頭観音やお大師像などに案内し、下山。観光センターでは、草餅や柿の葉寿司が人気の的、全員揃って出発できたのは11時20分。昼食会場の和歌山マリーナシティまで、約1時間。少し遅めの昼食となった。上天気の日曜日とあってか、大勢の観光客で賑わっている。大声の中国語も飛び交って国際色豊かだ。マリーナシティから紀三井寺までは目と鼻の先だ。急な石段を登って本堂へ。桜の標準木が本堂前にあるが、まだ一輪も開花していない。桜前線未上陸という訳だ。お参り後は、観音堂に案内する。松本明慶作の千手十一面観音立像は、お顔のだけで2mという金箔張りの大仏。寄木造りの大仏の製作法について説明し、お顔の高さにある展望回廊へ。万葉集に歌われた和歌の浦が眼下に広がる絶景だ。15時過ぎから3番粉河寺に向かう。道路が渋滞していたが、ドライバーさんのコース取りが素晴らしく、いつも通りの1時間そこそこで到着できた。見所の多いお寺なので、説明ポイントも多い。打ち止めは17時。岸和田SAで休憩し、なんば着19時過ぎ。今回は、皆さん初めてお会いする方ばかり、結願までには何度かご一緒できるでしょうとお別れした。合掌
紀三井寺にて 和歌の浦 望む桜や まだ蕾
粉河寺にて 春浅し 夕日を睨む 四天王
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