2014年3月7日金曜日

四国2回 7~11番 高槻発

平成16年3月5日

熊谷寺中門の多聞天
先週と同じく第2回だが、今回は枚方から高槻というコース。和尚は高槻から添乗、お客様は44名と満員の盛況。8時20分がスタートなので、小雨交じりのお天気もあって、打ち止めはギリギリになると予想する。バスの乗り降りの時間も人数が多い分、必要となってくる。阪急大阪からは、我々のバスのみなので、納経はスムースに行くと安心する。和尚ルートで、1番に立ち寄ったあとは、11番からの逆打ちだ。ほとんどのお客様が、今回からのお遍路のようなので、1回目同様の説明を繰り返すことにさせてもらった。法輪寺の草餅の希望を尋ねると、22~3名の手が上がった。あわじ庵に電話を入れて、25個ほど予約。これは、良い判断だった。空いていると思っていたが、阪急東日本、名古屋、東京に他社のツアーも有り、境内は人が溢れんばかり。11番藤井寺から10番切幡寺に回る頃には、雨は上がった。これは有り難い。30人ほどが歩き組に。中には、左足を引きずる方も。聞けば、脳梗塞の後遺症だという。かっては、トライアスロンやマラソンに挑戦されていた方でスポーツマン。不自由になった足を嘆きながらも、和尚と変わらないスピードで歩かれる。いつものように、大塔に登る。途中の不動堂で、不動真言のお稽古。少しモヤがかかっているが、吉野川の緑の2本の堤防が良く見える。9番法輪寺の本尊寝釈迦は御開帳中だ。このコースは、藤井寺の大師像、熊谷寺の千手観音像も御開帳中で、本当に中身が濃いコースとなっている。8番熊谷寺に向かおうと駐車場に戻ると、1台のバスが到着。徳島ナンバーのバスだ。「千手院」と札が掛かっているので、何処の「千手院」かと思っていると、顔見知りの女性達が降りてくる。なんのことはない、我が本山「信貴山千手院」のお遍路バスだ。今日から2泊3日の予定だったと思い出した。熊谷寺では、お詠歌の流れる中、多宝塔や中門の多聞天など説明しながら本堂へ。金色に輝くご本尊を前にお勤め。大師堂への石段を登ると、本堂の屋根の鬼瓦が目前に迫り素晴らしい。7番十楽寺は大混雑、大師堂では阪急東京組と合同でお参りすることに。約80人の大勤行だ。愛染堂もお参りして打ち止めは、丁度17時となった。2度程休憩して高槻着20時30分、帰路は「いろは歌」の練習をし、河内音頭の弘法大師一代記を聞きながらウトウト。お疲れ様でした。合掌

 熊谷寺にて  春雨や 千手観音 ご開帳
          
          暖かや ご詠歌流る 熊谷寺
 
十楽寺にて   目に効くと 聞いて合掌 春地蔵
十楽寺子安地蔵

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