2013年1月29日火曜日

秀寛和尚の独り言ー善通寺・こんにゃく法会

平成25年1月25・26日
善通寺の大楠・養生作業中

総本山善通寺の菅宗務総長からお話があって、教学講習会のプログラムの一つであるシンポジウムにパネラーとして参加した。テーマは「これからの葬儀・供養・信仰の行く末について」。
前泊して打ち合わせをし、当日6時からの朝勤行に参加。海外からのお客様が数名こられていたため、樫原法主の法話も通訳付きという珍しいものだった。
午前中の基調講演は第一生命経済研究所主任研究員の小松みどり氏、「寺院を取り巻く現状と課題について」調査データーを踏まえた講演だった。午後からは、それを踏まえてのシンポジウム。高野山真言宗讃岐別院主幹の長尾惠證師をコーディネーターに小松氏、善通寺派庶務部長の福原昌文師、木谷仏壇岡本博文社長、そして和尚という顔ぶれ。休憩を挟んで、13時から17時までという長丁場。40名程のお坊様方は、熱心にメモを取られ締めくくりの質疑応答も活発だった。僧侶になって間もない和尚が呼ばれたのも、電通社員からの転身ということで、民間の感覚を求められたと思い、精一杯話をさせていただいた。
翌26日は、千手院大阪分院での「こんにゃく法会」。和尚が院主になったお披露目を兼ねて、理趣経法要の後、手作りこんにゃくを味噌をつけていただく趣向。
35名程の有縁の方がこられ、狭い本堂で車座になって、ワイワイガヤガヤ、楽しいひと時だった。今後も春秋2回ほどは、開催しようと思う。
こんにゃくと味噌を奉納いただいた戸田様、讃岐の味噌の手配をお願いした高松の二ノ宮様、皆への記念品をご用意いただいた橋本様、そして準備に朝から駆けつけていただいた先達仲間、本当にありがとうございました。
合掌

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