2013年1月10日木曜日

信貴山千手院 新年柴燈護摩供

平成25年1月7日

柴燈護摩の導師
新年明けましておめでとうございます。
今年の干支は癸巳(みずのとみ)で、「癸」は「温かい心と慈悲の精神を持ち他人によく尽くす」という意味を持ち、「巳」は「草木の成長が極限に達し、次の生命が作られはじめる時期」を表すとか。
皆々様は、どのようなお正月をお過ごしでしたでしょうか。和尚は、信貴山千手院の境内で、柴燈護摩供を修しておりました。大晦日の夕刻に山に入り、午前零時より開白、導師二人で交替しながら3時まで。仮眠を取って元旦は、8時半より夕刻まで勤めました。同様にして、6日まで勤め上げることができました。修験の行者さんに囲まれての護摩供は正に不動尊と一体になってのもの。護摩の灰と火の粉を全身に浴びながらの日々でした。
和尚が導師のタイミングに、民主党で唯一人、奈良の小選挙区で当選した馬淵衆議院議員がご家族で参拝に来られました。例年のこととかで、同様に奈良の小選挙区で当選した高市議員も信貴山の総代とか。毘沙門天王のお力を感じさせられました。お正月3か日の参拝者は8万5000人、昨年より4000人ほど減少しているとか。
千手院大阪分院の院主として今年より本格稼働するわけですが、護摩供は毎月第3土曜日の午後を定例といたします。14時から本堂で法要の後、護摩堂で護摩を炊きます。お気軽にご参加ください。合掌

千手院にて  初護摩の 火焔に祈る 不動尊

         初日の出 護摩の火焔に 重なれり

         大晦日 零時に始む 柴燈護摩

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