2012年8月14日火曜日

四国8回 44~51番 なんば発

平成24年8月7~8日

第8回は、お四国としては丁度真ん中の位置にある。44番大寶寺は、正しく「へそ寺」なのだ。梅田~なんば発のコースで、お客様は43名。バスは満員の盛況である。バスは、久しぶりに商都交通、早稲田の先輩がバス部門を束ねる専務で、和尚にとっては身近に感じるバスなのだ。8時半なんば発、中国道経由瀬戸大橋、松山道で久万高原を目指す。宝塚付近でいつものように渋滞、龍野西、豊浜SAで休憩、弁当も車内で済ませ松山郊外の「砥部焼陶芸館」に着いたのが13時半だった。まずは45番岩屋寺から、何しろバス遍路では最大の難所であるだけに所要時間も考えると45番~44番の順が、体力的にも理にかなっていると思っているのだ。岩屋寺の本堂前に全員が揃うのを待って勤行、みんな汗だくだ。重文の大師堂から「穴禅定」に案内、山を下り麓の「一休館」でお茶のご接待を受けてバスが出発できたのは16時頃。44番大寶寺も、結構な坂道なのだが、岩屋寺を経験しているので、それほど難儀な気がしないのが、45番を先に済ませる理由なのだ。打ち止めは17時丁度、「すごうさん」でご接待を受けて駐車場出発は17時20分、ホテルは道後温泉・ルナパークだ。最近は夕食時にも「食事作法」を行うようになったので、とりあえず汗を流し、着替えて夕食会場へ。19時30分開始。食後和尚は、焼き鳥「番鳥」に女将の顔を見に行き、焼酎の湯割りと鳥皮、クジラを堪能する。
浄瑠璃寺大師堂、真魚像を順に抱っこする
8日、朝はバイキングで7時半出発。51番石手寺からだが、近すぎて朝のお勤めは短縮バージョンだ。開経偈・心経だけ唱えるのがやっと。お参りのあと宝物館など境内を案内する。山門前の「シュロの仏壇磨き」が人気、此処しかない手作りの店なのでそれも当然か。この道50年以上という親父さんから、お寺用にとシュロの箒をいただいた。50番繁多寺では、大師堂の前に「興教大師像」が鎮座している。ここで新義真言宗と興教大師について説明することにしているのだ。49番浄土寺は日差しを遮る場所を探すのに苦労する。48番西林寺、大師堂の横で蓮が一輪、見事に咲いている。47番八坂寺は、バスを「衛門三郎の里」の駐車場に停めて、歩いて往復する。46番浄瑠璃寺は、蓮池が楽しみだ。本堂で、薬師如来の脇侍・日光菩薩にちなんで「女性太陽論」を述べる。大師堂に廻り、一列に並んで「稚児大師・真魚像」を順に抱っこし祈願。そして打ち止めの勤行、蓮池を巡って12時半。昼食は「伊予かすり会館」、デザートにおすすめが「伯方の塩アイス」、これに塩を振りかけると、甘さが増すのだ。これも行列が出来た。石鎚山、吉野川、淡路と3ヶ所のHWOで休憩して大阪へ。表示を見ると帰路は20kmの大渋滞、7号北神戸線を利用し、神戸トンネルで三宮から阪神高速に乗る。芦屋付近の故障車渋滞が発生するが、以後はスムースで20時頃梅田到着。お疲れ様でした。合掌

 岩屋寺にて  岩屋寺や 穴禅定 お盆前

 浄土寺にて  蝉の声 般若心経 大合唱

 浄瑠璃寺にて 蓮池や 残りわずかに 残暑かな

 

0 件のコメント:

コメントを投稿