2012年8月30日木曜日

近畿三十六不動尊巡り 9~11+21番

平成24年8月28日
無動寺の参道

伊賀・大和巡礼の会の不動尊巡り第3回目。今日はお不動さん縁日28日だ。お客様は中型バス満員の28名、添乗員はガイド席の状態。真美ケ丘NTの自宅近くのバス停で和尚を拾ったバスは、まず香芝SAで休憩。和尚は8時45分に合流だが、既に2時間バスに揺られているお客様もいるのだ。まずは9番大龍寺に向う。神戸から再度山ドライブウエイに乗ろうとしたが、バスは進入禁止、お寺に問い合わせると、有馬街道から迂回してドライブウエイに入るという。山門前にバスを停め、山道を登る。足の不調の方のために乗用車を用意してくれていた。ありがたいことです。このお寺は「東寺真言宗」の別格本山、弘法大師が入唐前と帰朝後にお参りされたところから再度山(ふたたびさん)というのだ。和尚と同宗派なので、お迎えの副住職に名刺を渡してご挨拶。不動堂でお参りするより信徒会館のお不動さんでおまいりをと聞いていたので、おがらせていただく。そして会館でお弁当をいただく。副住職の法話を聞きながらだ。10番無動寺へは、その再度山ドライブウエイを北上する。駐車場から細い参道をなだらかに登って本堂へ。五体の重文など七体の佛様がまとまって祀られている。収蔵庫と須弥壇が兼用になった構造で、まずはゆっくり拝観をと促され、それからお勤め。大日如来と不動明王が一緒に祀られているのは珍しいと法話もいただき、中山寺へ電話を入れておくようにアドバイスもいただく。納経所の閉まる時間が早いかもというのだ。電話を入れると待っていてくれそうだ。三田市の11番鏑射寺へ急ぐ、武庫の台ゴルフコースの近くにお寺はある。古刹だが、現住職が昭和30年代から山を分け入り復興したという。お寺につくと、護摩堂を開けて待っていてくれた。護摩の煤にいぶされた不動明王やお大師像は黒光りし、お不動の眼が金色に光っている。いよいよ打ち止めの21番中山寺だ。高速道路は火災事故の余波で渋滞していたが、16時半になんとかたどり着けた。添乗員さんは、納経所に向けてダッシュだが、我々はゆっくりと山門に向う。本堂の観音様に各自お参りしてから、右横の「五大尊堂」で打ち止めのお勤め。花山法皇が33個の法印を発見した石室と思われる石積古墳に案内して17時、帰路に。本当に親しい仲間の巡礼とあって、バスではお菓子や冷やしたトマトなども飛び交い、ワイワイガヤガヤ、楽しい巡拝でした。次回は9月25日大津方面を回る。合掌

 鏑射寺にて   涼風や 黒き不動に 大師像

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