2012年8月21日火曜日

四国2回 7~11番 堺発

十楽寺・予備学生慰霊の不動尊
平成24年8月18日

お盆明けの四国第2回、堺駅前から31名のお客様と7時50分出発。京都から2台出ているとのことだが、我々のバスが先行することは間違いないので、混乱はないはずだ。淡路SAまで走るつもりであったが、お客様のトイレの緊急要請。しかし、高速には手近なところにないので、京橋まで我慢していただこうと話していたが、限界の様子。神戸ハーバーハイウエイを降りたところでコンビニを見つけ、セーフ。以後はスムースで、1番霊山寺に10時過ぎに到着した。お参り用品の買い物とトイレを済ませ、いよいよお参り開始。11番藤井寺から打ち始める。本堂の30畳大の雲龍の図には、皆さん感嘆の声。お念珠の使い方など説明してお参り。強烈な残暑の中、10番切幡寺の山登りに13名が挑戦。和尚も墨染の衣を脱いで、白作務衣姿で同道する。添乗員が最後尾についてくれるというので、後ろを気にせずに前を歩く。中腹まで歩いて山門をくぐると333段の石段が待っている。上り詰めるとさすがに汗びっしょりだ。全員揃ったところで、呼吸を整えお参り。いつものようにさらに上部にある「大塔」まで案内する。途中の「不動堂」で一息入れて、お不動さんのご真言の練習をして、皆でお参り。最上部の大塔(重文)のポイントから眺めると、吉野川が絶景だ。2本の緑のラインが堤防で、その中の溜池のように見えるのが流れだ。9番法輪寺前の「あわじ庵」に電話を入れ、草餅の確認をすると「売り切れたが、すぐ補充できる」という。一安心だ。8番熊谷寺に行くと、なんと月に一度のご開帳日、金色に輝く千手観音様を初めて拝むことができた。写真では拝見していたが、実物は思っていたより大きくて堂々といている。打ち止めは7番十楽寺、本堂から目の地蔵さん、大師堂とお参り。お大師さんは、白塗りの若々しい美男子だ。愛染堂で錀の叩き方など説明して、17時20分打ち止め。帰路、「いろは歌」のCDを流し、お稽古。淡路HWOまで順調だったが、20kmの渋滞情報、須磨ICで降りて、三宮まで迂回するドライバーの判断が大正解で、19時過ぎに堺到着。ニュースによると大阪は、突風や落雷で大変な一日だったようだが、お四国は蒸し暑い猛暑の一日だった。合掌

 熊谷寺にて  熊谷寺 ご開帳日の 残暑かな

1 件のコメント:

  1. 日蓮宗大本山・真間山・弘法寺の石野日英貫主の通夜・葬儀に参列すべく千葉県市川に16、17日と行きました。彼は、早稲田の稲吟会(詩吟部)の盟友でした。葬儀には、兄弟子の土口哲光師も駆けつけてくださいました。日蓮宗のお坊さんの中に真言僧が二人参入した格好です。12年前異例の抜擢で貫主になり、将来を期待されていた彼を送るため、稲吟会OB,20人ほどで送別の合吟と校歌の斉唱を仏前で行いました。ご冥福をお祈りいたします。合掌

    返信削除