2012年6月27日水曜日

四国12回 79~88番+1番 なんば発

平成24年6月22~23日

梅田~なんばルートの結願の旅、お客様は43名。和尚はなんばから乗車すべくマイカーで自宅を出たが、阪神高速が事故渋滞、早めに出ていたので遅刻することはなかったが、少しイライラする出だしとなった。8時30分出発、龍野西SAで休憩後瀬戸大橋ルートで讃岐入り。まずは、「さぬき麺業宇多津店」で早めの昼食。車中で「釜あげ」「ざるうどん」「冷やしぶっかけ」の選択をしてもらうのだが、「讃岐うどんの本流は釜あげです」と和尚が言ったせいか「釜あげ」希望が圧倒的だった。車中で「いろは歌」の練習をしておこうと思ったが、なんとバスにCD機能がついていない。やむなく、和尚のアカペラで紹介するに留めざるを得なかった。
順打ちで79番天皇寺、80番国分寺、81番白峰寺、82番根来寺、83番一宮寺と5ヶ寺を廻る。天皇寺と白峰寺は崇徳上皇のゆかりの寺、白峰寺には御陵もある。根香寺は、進入路の拡幅工事で、山門までバスは入れない。我々は山門から下った付近に、脇から入ることになる。トイレが山門のさらに上にあるので、お客様にはご不便をお掛けしてしまった。根香寺から一宮寺に向かうのに、バスは鬼無に下るルートを選択、和尚も初めてのルートで、お客様には「日本一の植木と盆栽の町」ですと紹介したがやはり大廻りの感があった。一宮寺に着いた時には16時半を過ぎていたので、「運心」でローソク、線香のご供養はご遠慮いただいた。大師堂ではいつものように、一人一人に鐘を叩いて下さる。和尚は「遅くなってごめんなさい」と一言。護摩堂の不動明王を拝ませていただいて、一列に並んで「地獄の釜音」を聞く。17時15分打ち止め。お宿は、「庵治観光ホテル・海のやどり」小じんまりとして和尚の好きなホテルの一つだ。海の眺めも素晴らしい。訪ねてくれたさぬき市の先達さんと歓談。

白峰寺にて  紫陽花や 思い偲ばる 崇徳陵

ホテルにて  梅雨遍路 鳥に目覚める 庵治の宿

ホテルにて  梅雨晴れや 鳥が誘う 露天風呂

23日、8時出発。15分発の八栗ケーブルに乗り、車内放送の「いろは歌」に合わせて歌う。ぶっつけ本番だ。今日は、85番八栗寺、86番志度寺、87番長尾寺と打って、84番屋島寺をお参り後、門前の「南山」で昼食。事前におすすめしておいたので、「石丸うどん」の半生が馬鹿売れだ。(半生3ヶ1000円)おかみさんから「オリーブ製品もおすすめ下さい」とハンドクリームを持たされた。いよいよ結願の88番大窪寺。記念撮影をするのだが、昨夜の雷でパソコンが故障したとかで、写真がすぐ出来ない。写真屋さんが郵送サービスするという。「結願の証」を求める方も14組、結構ご夫婦連名も多い。和尚は、門前の「飛猿閣」に「ようおまいり」を15冊お届けした。先週売り切れてしまったからだ。
1番霊山寺に戻り、尼さんの成満の法話を聞く。オリジナルの「満願の証」も8組。打ち止めは16時45分。淡路HWOで休憩し、梅田19時30分、なんば20時。梅雨の晴れ間の2日間、雨を予想して網代笠を於いてきた和尚の頭は、日焼けでバリバリだ。
なにはともかく、結願の皆さまおめでとうございます。合掌

八栗寺にて  紫陽花の 迎える寺や 五剣山

大窪寺にて  紫陽花や 結願遍路 大窪寺

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