2012年6月19日火曜日

読売奈良 逆打ち6回 56~46番 大和八木発

平成24年6月17~18日

今回のコースは、近鉄大阪線ルートでも云うのか、三重県桔梗が丘から榛原~桜井~大和八木~橿原神宮前と廻ってお客様を乗せて行くのだ。和尚は、大和八木乗車を選択。お客様は34名。バスは3台出ていて、乗車地を少しづつ変えている。和尚は2号車、かって御一緒した方が3名いらしゃった。室津、入野PAの2ヶ所で休憩、56番泰山寺へ13時前に到着した。今治市の3ヶ寺と松山市の2ヶ寺をまわるのが本日の目標。55番南光坊、54番延命寺と打って15時、松山へ走る。情報によると、読売3台に阪急、JTBが各1台、合計5台が同じコースを巡っているらしい。53番圓明寺、52番太山寺とお参りし、打ち止めは17時過ぎ。何とか間にあった。太山寺が勧請している「一畑薬師」は眼のお薬師として信仰を集めている。バスの中で、納め札に歳の数だけ「め」と書いておくように話しておいたので、小さなお堂の前に行列が出来る。ご夫婦で参加のご主人が奥さんに抱えられふらふらしている。どうされたかと、腕を抱えバスまでお連れした。糖尿病による低血糖の症状が出たのだとか。すぐ糖分を補給してホッと一息の様子。お宿は、道後温泉「葛城」。18時前には、皆さん部屋で落ち着かれた。今回の添乗員は、いわば「姫とじい」の漫才コンビ、ドライバーさんの相の手も入り爆笑に包まれながらの走行で、愉快なお参りとなっている。和尚は、食事の後、温泉を使いバタンキューと早寝。
18日、爽快に目覚めて、朝風呂へ。5時半から開場を待って、和尚をはじめ気の早いお客が10名ほどたむろする。6時半からの食事作法は、3台分100人を超える大合唱。超迫力。
7時半出発。昨日は5台が適当に時間差があって混乱することはなかったが、2日目は一斉にスタートなので朝から大混雑。添乗員の一人が、先行して納経に走るがお参りの方はどんじりだ。51番石手寺で記念撮影、本堂、大師堂、宝物館と案内。「衛門三郎再来の石」には興味をそそられるようだ。50番繁多寺でも、少し待っておまいり。49番浄土寺、48番西林寺は、境内に木陰が無いので、日差しがこたえる。47番八坂寺へは、駐車場から数100m歩いて往復、迷子にならないように、曲がり角を確認してもらう。大師堂では、阪急組と合同でお参り。顔なじみの先達さんなので、声をかけたのだ。46番浄瑠璃寺の「抱き真魚像」を順に抱っこしてご祈願、蓮池を除くと蕾の中に、数輪の花も。来週は素晴らしいと、にやりとする。来週も読売奈良の同じコースに添乗する予定なのだ。打ち止めは12時半、門前の「長珍屋」で昼食、歩き遍路でお世話になったお宿だ。「ハタダのお菓子館」で買い物を楽しんで、帰路に。高速道路もスムースで、阿波PA、淡路HWOで休憩し、橿原神宮前19時到着。驚異的速さだった。笑いに包まれ、楽しいおまいりでした。合掌

道後にて   さみだれや そどろ歩きの 道後の湯

石手寺にて  梅雨晴れや 石手寺の山 大師像

太山寺にて  さみだれや 緑清々 太山寺

太山寺にて  眼の薬師 列して祈る 梅雨遍路

浄瑠璃寺にて 白や赤 咲き始めなり 蓮の寺

(写真は、浄瑠璃寺の蓮一輪)

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