2012年6月15日金曜日

逆打ち5回 65~57番 五位堂発

平成24年6月12~13日

和尚の最寄り駅である五位堂から33名のお客様と7時45分出発。始発地が大和八木なので、そこからのお客様に配慮して、まずは香芝SAでトイレ休憩。淡路島の室津PA、吉野川HWOに立ち寄って車中昼食後、いよいよお参り開始。雨のそぼ降る中、マイクロに乗り換えて65番三角寺へ。梅田から1台出ているが、和尚のバスが先着、64番前神寺、63番吉祥寺と順調にお参りを続ける。吉祥寺では、八角堂のお参りが必須。六福神が祀られていて、本尊・毘沙門天と合わせ七福神参りとなるからだ。62番宝寿寺はバス駐車場がないため路上駐車となる。進行方向とは逆向きになるが、寺側のバス一台停まれる空き地に駐車できた。進行方向では、閉店中のドラッグストアの前に駐車することもできるが、そうすると国道11号線を横切らなければならなくなる。横断歩道も無いので危険極まりないのだ。打ち止めは、61番香園寺、大聖堂に上がり大日如来のお姿などについて説明する。本尊前で読経の後、厨子の中のお大師さまの前に移動していると、梅田組がやってきた。少し待って2台合同でお参りすることにした。別々にお勤めすると、反響でどうしようもなくなるからだ。和尚が「頭」を取り、反響を確認しながらゆっくりとお唱え、大合唱だ。16時30分打ち止め。「ハタダお菓子館」でお買い物を楽しんで、お宿のホテル奥道後へ。終日小雨が降っていたが、明日は上天気になるとの予報だ。
13日、7時30分出発。60番横峰寺へ。梅田組と共にマイクロ3台に分乗して林道を30分登る。駐車場が境内より相当高い所にあり、行きは下りで楽だが、帰りは登りとなる。足に不安のある方は、無理をなさらないようにと念を押す。昨日の雨に誘われたか、大きな山ミミズが参道のあちらこちらに出没し、御婦人たちの悲鳴が聞こえる。手洗い場が離れているので、全員に塗香をし、作法も教えて差し上げる。残り三ヶ寺は、今治市となるため行程上、昼食を先に摂るのだが時間が早すぎる。会場の「りんりんパーク」到着は11時前、まずはお買いものTIMEとして、その後昼食。梅田組のお客様としばし立ち話。日差しが強くなってきたが、59番国分寺は、日陰の少ない境内だ。人気は握手修行大師とお薬師の薬壺、長い行列を作って各々ご祈願。58番仙遊寺、御住職ご自慢の「西浄」、つまりトイレのエピソードを紹介する。『月夜の晩は「肥桶」を担いで捨てに行くのが日課、自分の代になったらトイレだけは良いのを作ると「肥桶」を担ぎながら決心した』と云う先達研修会での講演を和尚は良く覚えているのだ。お大師像の廻りのお砂踏みを皆で試みる。駐車場から「しまなみ海道」が良く見えるほどの上天気だ。打ち止めの57番栄福寺へのどかな田圃道を歩く。梅田組に追い抜かれたが、これはいつもの和尚のペース。折角だから、あれもこれもとつい遅くなってしまうのだ。門前の田中人形店で、お客様よりご接待のアイスクリンをほうばり涼を取る。無事、打ち止めて「しまなみ海道」経由帰路に着く。20時過ぎ五位堂着。お疲れさまでした。合掌

三角寺にて  梅雨に濡れ 逆打ち遍路 伊予の路

横峰寺にて  梅雨晴れ間 一鳥の聲 山の寺

(写真は 仙遊寺のお砂踏み大師像)

1 件のコメント:

  1. 車中でアンケートが配布されるのはいつものことだが、今回からか、
    いつものアンケートにもう1枚ついている。先達のみを対象としたものだ。「お客様の誘導」「お寺の説明」「言葉づかい・接遇態度」
    「その他」とご意見、感想を求めるものとなっていて「先達」のレベルの向上を図るものと趣旨が書かれてある。
    なるほど、お客様の不満の声の多い先達さんは、淘汰されることになるのでしょう。

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