2012年6月10日日曜日

東京阪急 西国2回 4,6~9番+法起院

平成24年6月9~10日

東京からのお客様が、新幹線を使い三河安城からバスで飛鳥に来るというので、明日香村の石舞台近くのレストラン「あすか野」で待ち受けることになった。到着予想は12時を超えるとの事なので、最寄駅から飛鳥駅に向かい、路線バスで石舞台までのんびりとたどり着く。お客様のバスは予定より遅れ、13時頃の到着となる。食事作法の後、遅めの昼食、そして「石舞台」に案内する。梅雨入り後で天気が心配されたが、なんとかもちそうなので、難所の4番施福寺をクリアーすることにした。お客様は、37名。足に自信のない方は無理をなさらないようにと念を押しておいたが、多分無理だろうと思っていた方々も、頑張って登ってこられた。本堂で、念珠の話などしていると、もう来ないと思っている方々が次々とたどり着いてくる。これにはびっくり、感動ものだった。15時半から登り始めて、約2時間を要したが、全員怪我もなく無事下山。麓の「槇尾山観光センター」の名物「柿の葉すし」と「草餅」は完売。要望にお答え出来なかったお客様もでるほどだった。お宿は、橿原ロイヤルホテル。翌朝、早起きして、橿原神宮の朝参りをおすすめしておいた。いつもの「般若心経」の資料のコピー希望が5枚セットで40部、フロントで料金交渉する。規定では1枚30円と云うことなのだが、御接待料金といことで、10円にしていただいた。このホテルのお風呂は天然温泉で、最高だ。山登りの疲れを癒してくれることだろう。
10日は、7時半出発。最初に向かう6番壺阪寺の開門は8時半なのだが、事前にお願いして8時開門としていただいた。眼の観音様ということなので、眼病予防のお札など説明はしておいたのだが、お寺がびっくりするほど沢山のお客様が、申し込みされた。お参り後、折角だからと、石像群を順に案内する。1時間半ほどかかってしまった。説明が多すぎる和尚の癖が出たせいかも。7番岡寺でも、本堂に上がり込み、ゆっくりとお参り。龍蓋池から大師堂とまわり、8番長谷寺へ。少しでも時間短縮を狙い、長谷寺駅近くで下車し番外の法起院へ向かう。バスは、駐車場に回送してもらった。いつもは、長谷寺の駐車場に入り、そこから法起院へ下り、また長谷寺に戻るのだが、今回のルートの方が早いという先達仲間の声を思いだしての事だ。法起院の納経に時間がかかていたので、添乗員を残して長谷寺へ。「後で、添乗員が清算しますから」と声を掛けて入門。登廊をゆっくりと登る。納経所にも、声を掛けて舞台でお参りする。時計を確認すると12時前だ。30分後のバス集合として散会する。大半の方が和尚について、大師堂、元長谷寺、五重塔などをめぐり駐車場に。バスに納経に時間がかかっているとの連絡があったというので、ドライバーさんとお弁当を配り、食事を摂って頂くことに。打ち止めは、9番南円堂。13時半に到着し、ホッと胸をなでおろす。何しろ、14時半には、ここを出発したいと、昨日から聞かされていたのと、お客様の「阿修羅」に会いたいとの声を聞いていたので、その時間が確保できるかと内心、心配していたのだ。14時半に、バスを見送って本日は終了、天気にも恵まれて、良いお参りでした。合掌

壺阪寺にて  梅雨晴れや 天竺渡来 大観音

岡寺にて   梅雨入りや 皐月の古木 花咲けり

長谷寺にて  雨上がり 紫陽花蕾む 長谷の寺

(写真は、壺阪寺の石像。涅槃釈迦像から大観音像を望む)

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