2012年3月15日木曜日

とうてつ観光 西国4回 施福寺・葛井寺

平成24年3月12日
岐阜から2台のバスがやってくる。和尚は1号車、お客様は28名。
2号車の先達と近鉄大阪線の二上駅で待ち合わせ、タクシーで香芝SA
へ。10時頃の合流予定が、雪の影響で45分遅れて到着。早めに
昼食を摂り、正午頃から登り始める。山門から約30分との掲示がある
が、和尚は15分で本堂にたどり着いた。
本堂で2台分のお客様の到着を待って、合同でお勤め。本尊裏の馬頭
観音様へ案内する。2号車の先達が「麓の満願滝はお大師様の修行
の地です」と説明するのが聞こえたのか、住職夫妻が現れて「あの場
所は、お大師様の修行地ではありません。崩落の危険があるので、行
くことを勧めないで」というではないか、「もともとは滝の近くに小さな祠
があったところで先の住職が土地を貸したところ、許可を受けずに勝手
にお堂を建てて居座っているのだ」ともいう。和尚が「何宗ですか?」
というと「何宗でもなく、単なる拝み屋です」との返事。
2号車の先達に伝えると「何かの本では、お大師さまの修行地と書いて
あった」という。ご住職が否定し、危険だとすると、今後は進められない。
麓のお店で「草餅」や「柿の葉すし」が飛ぶように売れる。
特に「草餅」は10個近く求める人もいて、すぐ売り切れた。
出発する時には、雪が降り出しみぞれになって、車窓を叩く。
和尚は僧衣を脱いで雨具に着替えたが、葛井寺に着くと不思議に止んでし
まった。本堂でのお勤めを終えると、今度は山門前の「葛井餅」が人気
の的だ。15時半打ち止め。2号車の先達は、大阪へ帰るというので、
ここでお別れ、和尚は香芝SAで失礼させていただいた。
タクシーを呼び、聞けば最寄り駅は「関屋」だという。明日も同じコース
に添乗するという2号車の先達にメールして伝える。
雪も避け、早く帰宅できたラッキーな一日。合掌

施福寺にて  春雪の 切れ間に参る 施福寺や

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