2012年3月29日木曜日

笑庵友の会 土佐路 1

平成24年3月24~25日
法善寺・水掛不動さんの近くで可愛いママが切り盛りする「笑庵」の常連
客の一泊ツアー。和尚が企画を担当して3年目、今年は土佐路を訪れ
た。千日前を8時に出発、総勢15名。
出発するや否や、やれビールだ、ワインだ、焼酎だと車中宴会が始まり
、1時間毎にトイレの声がかかる始末。お昼は吉野川HWOの美濃田
で「湯だめうどん定食」の豪華版。
さらに飲み続けて、最初の目的地は「龍河洞」、お四国的には大日寺
の奥にある。30年ほど前に一度訪れたことがあるが、日本でも指折り
の鍾乳洞である。通路は、天井が低い所や幅の狭い所もあり、また登り
坂も結構あって、30分ほどしっかり歩かされた。しかし、見所も多く、
弥生人の暮らした跡も興味深い。
見学を終えて外に出ると、龍河洞を詠じた漢詩碑があり、しかも詩吟の
譜も付いている。さすればと、一吟させてもらった。
日本三大がっかり名所の一つ「はりまや橋」に大笑いしながら、高知駅
前の「龍馬ふれあい博」のサテライト会場へ。
よさこい鳴子踊りの公演を楽しみ、NHK大河ドラマで使用した龍馬の生
家のオープンセットを見学する。
実家は郷士の中では裕福だったそうで敷地は400坪、建物は200
坪云う。その生家跡に建つのが、本日のお宿「南水」だ。
ここは、バス遍路の宿としてしばしば利用するが「龍馬の宿」がキャッチ
フレーズ。いたるところ龍馬だらけだ。
一風呂浴びての宴会は、部屋の名前も「弥太郎」。
女性3人+男性12人、顔なじみばかりなので、「皿鉢料理」に会話
も弾み、お酒も進む。
和尚は思いついて、「可杯(べくはい)」を持ってきてもらった。
これは酒席のお遊び道具なのだが、盃がお面の形をしており「おかめ」
「ひよっとこ」「天狗」の3種類で段々と大きくなる。
6角柱の独楽の面にその名前が書いてあり、指で廻して出た目の盃で
酒を飲み干す訳だ。
独楽の6面の内訳は、「おかめ」2、「ひょっとこ」「天狗」各1、
そして「うた」2。「うた」が出ると、飲む代わりに歌うことになる。
スタートすると、ワイワイ、キャーキャーと大盛況。2時間程、大いに
食べて飲んで騒いで御開き。2次会は、和尚達の3人部屋がやや広
いというので、会場に。各々、グラスと座布団を持って集合、飲み直し
だ。しばらくすると「懐メロ大会」だ。といっても、まともに歌い通せる
者はいない。メロディをハミングし、部分的に思い出しては口ずさみ、
夜は楽しく更けて行く。
明日は、早起きして高知城の朝市に行くべしと22時に解散。
聞けば3月24日は、坂本龍馬の出奔記念日と云うではないか。
何という奇遇だろうか。(写真は龍河洞・奥千本)

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