2012年3月29日木曜日

四国6回 32~37番 難波発

平成24年3月26~27日
梅田経由難波のルート。和尚は1号車でお客様は42名。2号車は23
名の中型バスだ。淡路SA、吉野川SAで休憩し一気に37番岩本寺へ
向かう。13時半到着、五本尊の御真言を順に唱える。念珠の使い方を
大師堂で説明、いつものようにアイスクリームの「此処や」へ。
生姜アイス+ワンが人気だ。200円は安いとの声。
35番清滝寺は、マイクロに乗り換えて登る。切返しのポイントが2,3
箇所ある。お参り後、境内の薬師如来立像の台座の中に設けられた戒壇
巡りに挑戦してもらう。山を下り時計を見ると16時過ぎ、何とか間に合う
と34番種間寺に向かう。16時半前にたどり着いたので、本堂のみ蝋
燭、線香のご供養をお願いし大師堂は「運心」で勘弁してもらった。
本堂で錀の使い方を教え、大師堂で実践していただく。中々皆さんお上手
だ。子安観音に奉納された安産お礼の柄杓の年齢を見ると最高齢は40
歳半ば。打ち止めは17時。お宿は龍温泉・三陽荘と近いので、夕食ま
でゆっくりと温泉を楽しんでいただいた。
27日、和尚は早起きして朝風呂を楽しみ、黄金大師を前に朝勤行。
黄金大師を中心に右に大師像、左に不動明王の配置。聞けば、後からや
って来た黄金大師が、右のお大師さまを働かせるというお告げで、大師像
が2体セットになっているというのだ。その話で和尚は納得だ。
朝食後、三陽荘のマイクロで36番青瀧寺へ。急な石段を登り切ると桜と
ウグイスが迎えてくれた。特にウグイスは、読経の声と競うかのように何度
も鳴き声を聞かせてくれる。
帰りはスロープを下り、恵果堂で順にお参りだ。
34番雪渓寺本堂の左に鬢ずる尊者が鎮座しているが、その台座には
「摂津国西宮町遊郭中」と寄贈名がある。大師堂横にはミカンの原種が
黄色い実をつけている。この辺りは、長曾我部家のゆかりの地で、隣接
する秦神社のご祭神も「元親・信親」親子だ。
観光スポットの桂浜・龍馬像前で記念撮影、皆さん笑顔でとても良い仕上
がりだ。打ち止めは、32番襌師峯寺。進入路が狭いため、寺に確認
すると戻りのバスが2台来るという。しばらく待って、車幅一杯の道を行く。
参道入り口に立つ十一面観音の後頭部の「大哄笑面」を見るように伝え
る。上りの参道途中で良く見えるのだ。ゆっくりお参りし、景色も愛でて、
打ち止めは11時半。日本サンゴセンターで昼食後、帰路に。
梅田着18時10分。合掌

青龍寺にて    ウグイスと 桜が出迎え 青龍寺

青龍寺にて    心経に 重ねて鳴くや ホーホケキョ


(写真は台座を巡る薬師像)

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