2011年7月20日水曜日

四国1回 1~6番 西大寺発


平成23年7月19日

台風6号の接近で、四国地方は40mの風と600mmの雨量が予想される中、西大寺から出発。台風チャンセルが2名でて、お客様は19名となった。和尚も雨は覚悟の上、お客様も同様で雨対策はしっかりされている。11時前に1番霊山寺到着、横殴りの強い雨と風だ。梅田組と一緒に大師堂で法話、ついで靴と傘も持って、廊下づたいに本堂に。雨足のすごさに、お寺も特別ルートの提供だ。我々が、最終組のようなので本尊前の法話席で勤行させていただく。早稲田同窓の副住職に拙書「ようおまいり」を置いてもらっているお礼を言う。やはり彼が、「たる出版」に手配とのこと。私には内緒にと伝えたと云う。有難し。2番極楽寺のお参りからは、蝋燭と線香は「運心」にしてもらった。風雨で、とても火が付けられない。個人納経所兼売店の長寿庵も閉店。6番安楽寺までの間にお弁当をいただく。門前の「しらかわ」も店じまい。本堂前の大きな線香立てには、雨対策のシートが被せてある。本堂に入ると、「ご接待講」が待ち受け「粒あん・もみじ饅頭」のご接待を全員受ける。強風で、傘の骨が折れるほどだ。和尚を含め何人かが被害者。5番地蔵寺、4番大日寺、3番金泉寺と梅田組とほぼ同時に動き、所々で合同でお勤めする。金泉寺の大師堂も、戸締りがしっかりされて、中には入れなかったのが心残り。3時20分打ちあげて、早々に四国を脱出することにする。本来のスケジュールは、「阿波の里」「淡路HO]に立ち寄り、買い物休憩するのだが、添乗員の判断で中止。鳴門・明石の両橋が閉鎖になる前に通過しょうと云う訳だ。淡路島を抜けると、嘘のように平穏だ。停滞する台風をバスが抜き去ったのだ。阪神高速が渋滞のため、中国道に向かい「名塩PA」でやっと一息ついた。西大寺着18時前。合掌

  極楽寺にて  傘折れる 台風6号 極楽寺
 
  地蔵寺にて  台風に 落ちるぎんなん 大師堂

  安楽寺にて  接待講 もみじ饅頭 夏遍路

(台風で撮影できず。写真は、かって撮影した金泉寺の「黄金井」)

 

1 件のコメント:

  1. お四国は修行の場とも。大雨覚悟のお客様の心意気に感動、逆に楽しんでいらっしゃる。写真の「黄金井」は、顔が映れば長生きするとか。
    今まで、映らなかった人はいませんので、皆さんそれなりに長生きすると云うことですね。

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