2011年1月13日木曜日

名古屋 高野山お礼参り


平成23年1月12日

名古屋からの高野山お礼参りに添乗した。合流ポイントは、西名阪の針テラス、近鉄榛原駅から7時47分のバスに乗るのが、唯一の交通機関だ。昨夜来の寒波で、すっかり雪化粧、チェーンを巻いた中型バスがノロノロ走る。途中で山辺高校の生徒が4~5人下車すると、お客は和尚とアシスタントの二人だけだ。終点の針テラスに着いたのが8時半、料金720円の道中だった。37人のお客さまを乗せた西濃華陽観光バスの到着は9時、休憩後高野山に向かう。早速、朝のお勤めをし、勤行次第のお経やご真言の意味について解説、お山の中腹にある「花山ドライブイン」で休憩。お客様は夕食のお弁当に「名物・柿の葉すし」を試食をしながらいろいろな組み合わせで発注している。お参りの帰路にピックアップするのだ。山頂の大門の巨大さに、驚きの声が上がる。金剛峰寺前の「常喜院」で精進料理の昼食、2台のバス合同で、食事作法。毎回のツアーで集めたお念珠の玉で、本連の念珠を発注する方、お軸の表装の相談をする方で、熱気に包まれる。13時10分、いよいよお参り開始。お山の公認ガイドにしたがって、まずは金剛峰寺で勤行、バスで奥の院へ。記念撮影の後、雪道に足をとられながら、参道を歩く。何人か、足のおぼつかない方もいるので、先導はガイドさんにまかせ、最後尾について歩くことに。ユーモアたっぷりの説明に、しばしば笑い声が起こる。ご廟前で勤行、ここでは鳴り物は禁止。ご入定のお大師さまの付近では、静粛にということだ。無事、満願のお参りを終えて15時20分下山、「柿の葉すし」をピックアップし帰路に着く。夕べの勤行の後、名古屋の「覚王山 日泰寺」の由来について説明する。この宗派を超えたお寺について、名古屋の政財界と仏教界が一丸となって誘致したことを、意外と地元の方は知らないのだ。バスは、山麓線(県道30号)から大和高田バイパスを通り、京奈和道経由郡山ICから名古屋へ帰るという。さて、どこで降ろしてもらうか思案のあげく、橿原市曲川のミドリ電化の前で飛び降りた。そこからタクシーを呼び、近鉄真菅駅へ。和尚は、18時半には自宅に帰りついたが、お客様はあと3時間はかかるという。本当にご苦労さまです。合掌
(写真は、雪景色の奥の院)

1 件のコメント:

  1. 大変な失敗をやってしまった。携帯電話をドボンと水に落としてしまったのだ。すぐ取り上げたが、すでに遅かった。データーは助かったが、本体はオシャカ。帰宅後、ドコモショップに駆け込み手続き。2日後には新品が届くという。とりあえずレンタルで借りて、事なきを得た。マイッタ、マイッタ。

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