2014年5月5日月曜日

阿波路をゆったりと 19~23番+鯖大師

平成26年5月4~5日
小松島署の交通安全プレゼント

お世話になっている方をご招待して、阿波路の南部を巡ることとなった。連休中のこととて、宿も渋滞も心配だが、何とかなるといういつものパターンで対処。宿は、何処も満員状態なので、ハロートラベルの橋本社長にSOS、なんとキャンセルが出たという宿を確保していただいた。
4日は渋滞が出る前にスタート。10時頃には19番立江寺にたどり着いた。雰囲気がいつもとは違う。ピンクの兎と武者姿の狸のゆいぐるみがお出迎えだ。しかも、徳島建労小松島支部のご接待のテント。竹輪や世界遺産登録の絵馬etcをいただく。そればかりではない。警察と交通安全協会の合同キャンペーンも実施中、手作り(折り紙)の交通安全遍路達磨や狸のミニマスコット等をプレゼント。「たつえ餅」を求めて店を覗くと、今日は「柏餅」という。20番鶴林寺の駐車場も大混雑、マイカーでお参りの皆さんの多いことを実感する。いつもは足を伸ばせない本堂裏のお堂から三重塔まで歩を進め一巡する。三重塔が五智如来をお祀りしていることを確認できた。21番大龍寺もいつものお参りの後に、修行大師や「山さきもり」(流 政之)モニュメントのあるゾーンまで探索する。参道には、1番霊山寺から88番大窪寺までのご本尊が並ぶ。ようやく念願がかなった。22番平等寺の駐車場も大渋滞、ゆっくりお参りして気がつくと、平等寺オリジナルの1200年記念ピンバッチを売っている。買い求めずた袋にセットした。5色の旗と梵字を組み合わせたものだ。15時半で打ち止めし、宿へ向かう。お宿は海陽町の「遊遊NASA」、1時間ほどで到着。先ずは温泉を楽しみ、夕食。焼酎のお湯割りと名物「阿波尾鶏」の料理を頼み大満足。
太龍寺の山さきもり
5日、6時からの朝湯、7時からのモーニングバイキングをゆったりと楽しんで、鯖大師に向かう。本坊より護摩堂など山の中に掘りこんで造られたゾーンが素晴らしい。お参りの方も朝から多いのだが、ご存知ないと見えて、ほとんど入ってこない。和尚は、お砂踏みなどもゆっくり味あわせていただいた。打ち止めは、23番薬王寺。山門も一昨年の改築で、清々しい。お参り後、喩祇塔に上がってみると雰囲気が違う。聞けば、昨年耐震工事を実施し内壁等を補強したとのこと、壁が増えた分暗くなり、広がりが減ったためかと思う。先達で来ると時間に追われ気にもならなかった地下の「戒壇巡り」にも挑戦、戒壇巡りの中央部分に薬師三尊が祀られている。戒壇巡りも良いが、展示されているものが素晴らしい。まずは、十王の掛け軸だ。閻魔大王などの図が見事。さらに土佐派の絵巻物を模写したといものが、その意匠にびっくりさせられる。人が死に、その遺体が段々と腐り、鳥や獣にその肉を食べられ、やがて骨だけになってゆくという絵物語だ。文もついているのだが、達筆過ぎて読めないのが、残念至極。
帰路は、渋滞必至なので、南海フェリーで徳島港から和歌山港へとのルートを選択、12時前にフェリー乗り場に到着した。次の便は13時30分発、しかし、予約で満杯という。キャンセル待ち3番の登録で並ぶ。大体のところ、キャンセルはあるというので期待。食事を摂り、待つこと久し。予約の車が乗船したあと、ようやく乗船。10台以上はキャンセル待ちが乗れたと思う。船内は超満員、やっと席を見つけて、一眠り。このコースの選択は大正解だった。阪和道で若干の渋滞はあったが、たかが2-3kmが2回ほど。ラジオを聞くと、他の高速道路はすごい渋滞情報だ。合掌

      鯉幟 家族で泳ぐ 阿波の里

      鯉幟 見上げ田植えす 早稻田かな

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