2014年4月17日木曜日

善光寺お礼参り 枚方発

平成26年4月14~15日
元善光寺近くの舞台桜

西国巡礼のお礼参りに善光寺へ向かう。枚方から中型バス、お客様は17名。8時15分に枚方市駅近くを出発したバスは、別所温泉の「北向観音」を目指す。2度程休憩して、昼食会場の「レストハウス駒ヶ根」に到着したのは12時15分頃、1時間程の食事休憩だ。駐車場から頂上付近に雪を被ったアルプスの山々が光り輝いてよく見える。さらに2時間ほどで、ようやく「北向観音」着。温泉街のなかに建つ本堂に上がり込み、お勤め。長野の善光寺と向かい合っているところから、両方参らないと片拝みと云われるそうだ。境内の愛染かつらの巨木が名物のひとつ。長野まで2時間強、善光寺駐車場にたどり着いた。宿坊組とホテル組に分宿するのだが、ホテル組のお宿は「ホテルJALCITY長野」、長野駅から善光寺への中央通りの中程に有り、足場の良いところだ。和尚は、先ずドコモショップへ走る。携帯にPINロックがかかってしまい、解除の番号がわからないのだ。すぐに対応してもらいホッとする。夕食は、ホテル内の四川楼で中華料理。やや油っぽく、量も多くて食べきれない。ホテルの前の「焼き鳥。福ろう」に添乗員らと入り、口直し。
15日は、バイキングの朝食の後、タクシーに分乗して善光寺の駐車場へ。淡路組と一緒に忠霊殿で、善光寺如来のお軸を前にお勤め、お客様は、ご先祖供養などの申し込みだ。境内のご案内は専属のガイドが付く。大勧進の不動堂、三門前の六地蔵などを廻り、三門に掲げられた「善光寺額」の説明に聞き惚れる。いよいよ本堂に入り、戒壇巡り。怖いせいかご婦人方の声が鳴り響く。お浄土への鍵に触って、外陣に座り法要の順番を待つ。10時40分からの法要だったが、相変わらずの猛スピードの般若心経だ。お昼は、宿坊「常智院」。赤飯と信州そばの精進料理をいただく。
境内に戻ると、丁度12時からの「大般若法要」へ出仕される大勧進貫主様の「念珠頂戴」に出くわした。日の出時の毎朝の念珠頂戴の他に、特別に出仕される場合は、念珠頂戴が見られることになるのだ。三門に登楼できると表示があるので、拝観することに。(500円)急な階段を登ると、意外と広々としていて、弘法大師と十一面観音が並んで迎えてくれる。長押には、四国八十八ヶ所のご本尊が並ぶ。圧巻は中央に安置された文殊菩薩だ。そして四天王が周りを取り囲んでいる。開かれた窓からは、長野駅に続く参道が眼下に広がる。初めて登ったが、これはお勧めコースだ。横川駅の峠の釜飯で有名な「おぎのや」でお買い物TIME。川中島の古戦場の近くだ。2時間程で「元善光寺」到着。本堂でのお勤めのあと、お寺のご縁起など法話を聞き、宝物殿、平和殿と案内し、戒壇巡り。16時過ぎに打ち止めし、300mほど離れた「舞台桜」を見に行った。桜吹雪の中、枝垂れの舞台桜は、かろうじて最後の見頃という感じ。カメラに収めた。帰路は、快調に走り20時頃枚方着。
片道600kmほどを一人でハンドルを握ったドライバーさん、本当にご苦労様でした。来年の4月5日から5月31日までは、六つの善光寺が同時ご開帳とのこと。7年に一度のことだけに、来年は賑わうことでしょう。合掌

 駒ヶ根にて    春の日に 白雪光る アルプスや

 元善光寺にて  春の日や 舞台桜の 風の舞

 信濃路にて   春うらら 花また花の 信州路 

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