2014年4月17日木曜日

四国1回 1~6番 なんば発 

平成26年4月12日

安楽寺の多宝塔
いよいよお遍路シーズン到来。俳句の季語でも「遍路」はこの時期のものだ。土曜日とあって、阪急トラピックスでは梅田~なんばのコースは3台、他のコースを含めると7台ほど。他社の分を含めると10台以上の遍路バスが1番霊山寺に集結となる。このコースでも、1号車は梅田のみ、2号車はなんばのみ、3号車だけが梅田~なんばと回るとのこと。和尚は、2号車に添乗しお客様は43名、8時半になんば出発。我々の日交バスのナンバーは「16-34」、「イチローさんは4番」と覚えてと伝えた。聞けばリピーターは数名いるが、大勢は初めてのお四国のようなので、イロハから詳しく説明することにする。比較的スムースに走れたので、霊山寺着は11時頃。バスは5~6台駐車している。鳴門西SAで、お弁当をpick upした順番は、後から2番目ということだったので覚悟はしていたものの大変な一日となる予感。霊山寺では、納経用品などの買い物を済ませ、大師堂にて法話を聞きお勤め。和尚は大師堂からお勤めをスタートするのが大好きだ。なぜなら、お大師様に身近に接することができるからだ。お客様にも「今日はラッキーですよ」と伝える。記念写真を撮り、本堂でのお参りを終えると12時半。すぐに2番極楽寺に走り、遅めの昼食を摂って6番安楽寺へ向かうつもりであったが、納経が終わっていない。昼食を摂りながら、すぐ6番安楽寺に向かうことにした。他のバスの姿はなく、スムースに通過。5番地蔵寺の近くまで行くと、駐車場に5~6台のバスが見えた。急遽、4番大日寺を先にお参りすることとしたが、ここでも混乱状態。納経に相当時間がかかるようなので、ゆっくりとお参りし、境内では「びんずる尊者」の話、バスでは念珠の作法などの話をして待ち時間を有効に使う。地蔵寺は、スムースに流れ、3番金泉寺へ。本堂は、三宮組と合同でお勤め、大師堂では、弘法大師の一代記の絵を解説する。2番極楽寺へたどり着いたのが16時20分、本堂だけは蝋燭、線香をご供養させていただいたが、大師堂は「運心」で火の気は自粛。打ち止めは17時、「長寿庵」が開けて待っていてくれたので、心経入りの輪袈裟などお客様は求めることができた。合掌

   晴天の 遍路始めや 阿波の里

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