2014年4月24日木曜日

四国9回 44~51番 高槻発

平成26年4月22~23日

繁多寺山門の八重桜
枚方からJR高槻と回るコース、この回は、最大の難所45番岩屋寺に挑戦するコースだ。お客様は23名、ほとんどが和尚と初めての方。京都から1台出ている。8時15分高槻出発、何度か休憩を取り、松山郊外の「砥部焼陶芸館」到着が13時半頃、岩屋寺の麓に14時30分。「一休館」でお杖を借りてもらい、山登り。初めから尻込みするご婦人もいたが、90歳の方も登ってますよと背中を押す。無事全員登りきって、おまいり。ミニライトを持参して、穴禅定にご案内する。京都組はパスしたようだが、和尚はぜひご案内したいポイント。納経所でご住職にご挨拶、「仏教稲門会」の先輩なのだ。山を下り、「一休館」で生姜湯のご接待。44番大寶寺も結構きついのだが、岩屋寺を通過すると、それほどにも感じないのが不思議だ。「すごうさん」でお茶をいただき、17時頃道後温泉に向かう。お宿のホテル・ルナパークは、超満員状態。和尚も夕食はお客様と一緒だったが、食後にホテル勝山に移動。翌朝、京都組の先達、アシスタントと朝食を摂り、ルナパークへ。7時30分の出発だ。京都組が51番石手寺から逆打ちするというので、我々は順打ちで浄瑠璃寺から回ることにする。道中、朝のお勤め、諸真言の解説をするのだが、和尚の後ろに座った老夫婦のひっきりなしの話し声には閉口させられた。46番浄瑠璃寺の納経所前に君子蘭の鉢植えが5つ6つ、見事に花を開いている。(和尚は名を知らず、お客様に教えていただいた)本堂で、お薬師眷属の話をし、大師堂で真魚像を順に抱っこする。山門前の子規の句碑も気にかかる様子。「永き日や衛門三郎浄瑠璃寺」とかろうじて読める。47番八坂寺では、なんと大師堂が御開帳で手綱付きだ。和尚も先達を始めて11年目だが、初めてのことで感動する。バスを駐車させてもらう「衛門三郎の里」でコーヒーをいただきながら、工事中の建物は何かと問うと美術館を建設中とのこと。ご主人が現代美術の愛好家で、それ専門の美術館とか。48番西林寺、49番浄土寺と打ち終わって11時。お客様にお昼が遅くなるが、午前中に打ち終えたいとご了解をいただく。50番繁多寺の山門横に見事な八重桜、門をくぐると藤棚に紫の房。花々に迎えられてのお参りだ。51番到着は12時。記念撮影し、本堂、大師堂、宝物殿、お釈迦様の生涯を描いたお庭と巡る。「衛門三郎の石」も持参のミニライトで照らす。お客様の感想はいつもと同じだ。「棕梠堂」を冷やかすと、久しぶりの復活商品ですと「墓磨き」をくださった。打ち止めは13時、昼食会場の「伊予かすり会館」へ。会館から駐車場への橋が崩落したとかで、復旧工事中。「塩アイス」は断念かと思ったら、会館の中で店開き、食後のデザートにと勧めていたのでホッとする。やはり人気が高く、行列ができた。お陰で予定の出発時間をオーバーしてしまった。「ハタダのお菓子館」に立ち寄り。お菓子も良いが「石鎚の伏流水」が飲めるのも良い。15時、全ての予定を終えて、ひたすら帰るのみ。昨日リクエストされた「自由訳般若心経」のコピーを配り、用意しておいた「いろは歌」を解説し、歌の練習だ。高槻着20時15分。初日は曇天で雨の心配をするほどだったが、2日目は、雲ひとつない快晴。良いお参りでした。合掌

 浄瑠璃寺にて   君子蘭 迎える朝や 浄瑠璃寺

 八坂寺にて    牡丹咲く 八坂寺大師 ご開帳
    
            参道の 苺求める バス遍路

 繁多寺にて    八重桜 藤花下がる 繁多寺や

 


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