日泰寺山門 |
朝8時、総勢32名で名古屋へ向かう。目的の覚王山日泰寺は、タイ国王から贈られた真正仏舎利をお祀りする寺で、仏教界挙げてお守りする唯一のお寺だ。明治時代の招致合戦で名古屋に決まったのだが、お寺の周辺に四国霊場が徐々に作られ、弘法市が立つようになったものだ。和尚は、今回で3度目のお参りだが、弘法市の立つ日は初めてだ。インターネットで、札所の写真などをファイルして持参した。地下鉄覚王山駅から山門までは、屋台が立ち並び車は通行禁止。東門近くにバスを停め、境内に。多くの参拝客で溢れている。本堂は、超宗派とあって荘厳も無く、中央にタイ国から贈られた金銅のご本尊が安置されているだけの広々とした空間だ。正面は、人の列が続くので、左に寄ってご法楽。本堂前で記念写真を撮った後は、自由参拝。和尚は、お四国のお堂を廻る。この日に合わせて、ご開扉されているお堂がほとんどで、順にお参りされている方も沢山いる。独特の風景だ。
覚王山八十八ヶ所 |
日泰寺にて 五月風 弘法市や 日泰寺
明治33年タイ国王(当時はシャム)から贈られた釈迦の遺骨を奉安するために明治37年に創建された日泰寺は、現在19宗派の管長が3年交代で住職を務める。ご本尊は、タイ国宝の1000年を経た釈迦金銅仏である。寺の建立地を巡り、調整に難渋したが、名古屋の官民一致の誘致運動が功を奏した。10万坪の土地を用意、日タイの友好を象徴するため「日泰寺」の寺号。覚王とは、釈尊を表す・
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