2013年5月3日金曜日

西国2回 2~4番 桜井発

平成25年5月1日

御開帳の施福寺本堂
4月からの新コースで桔梗が丘~名張~榛原~桜井と回る。和尚は桜井から8時5分集合で添乗。お客様は34名。「歩け歩けの一日ですよ」と伝えて4番施福寺へ。進入路が整備されたか、狭い町内を避けて走る。初めからリタイア宣言の方もいたが、ほぼ全員が山登り。たどり着いて見ると、なんと今日から15日までが御開帳という。すっかり忘れていた。お客様は大喜び、本堂前で読経の後、本堂に。正面に堂々たるご本尊弥勒菩薩、向かって右に文殊菩薩、左に十一面千手観音菩薩の三尊形式。観音様が西国札所のご本尊だ。左に回ると、弘法大師、伝教大師、不動明王などをお祀りする祭壇があり、裏手に回ると馬頭観音菩薩とその横に大きな方違い観音菩薩。久しぶりにゆっくりと堪能させていただいた。
昼食は、和歌山マリーナシテイの黒潮市場。観光スポットとあって、沢山の家族連れで賑わっている。腹ごしらえができたところで、2番紀三井寺の231段の石段が待っている。まっすぐに伸びる石段は、威圧感さえ感じる。境内は左奥が本堂、右が観音堂となっている。勤行後、観音堂に案内する。拝観料は200円(70歳以上は100円)、13mの金箔を貼った千手十一面観音立像。お顔の長さだけでも2mはある。松本明慶作の大仏だ。奥の階段を上ると外回廊に出る。丁度、お顔の高さに当たり、三方の丸窓からお顔を拝観できる仕掛けとなっている。また、そこから眺める和歌の浦の景色も素晴らしい。お客様は、大満足だ。
1時間ほど走ると3番粉河寺、大門をくぐり不動堂横の案内板で全景を把握して貰う。中門で四天王の説明、くぐってすぐ左にある若山牧水の歌碑の表現についても解説。桃山時代の名勝「粉河庭園」を左に、右に「丈六堂」を見ながら本堂へ。お勤めの後は、自由に散策して頂いたが、本堂の内拝をされる方も数名。(拝観料400円)打ち止めは16時半。桜井には18時前に到着。名張方面まで帰る方はお疲れ様です。合掌

施福寺にて   皐月風 登りつめたる ご開帳

紀三井寺にて  皐月風 吹き清めるや 和歌の浦 

粉河寺中門

3 件のコメント:

  1. 先日、桜井から乗車させていただきました。
    和尚さんが薦めてくださった草餅、凄く美味しかったです。今度は お寺まで登らず、草餅だけ買いに行こうかな(笑)

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    1. 昨日は、暑い中をおつかれ様でした。和尚もバタンキューで9時間寝て元気回復です。この店は、草餅も旨いけれど、柿の葉寿しが絶品ですぞ。

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