2012年7月4日水曜日

読売和歌山 お礼参り

平成24年7月1日

和歌山からのお礼参りの一行が38名、合流地点は道の駅「紀ノ川・万葉の里」(万葉集にこの地を詠じた歌が15首程あるというところからのネーミング)。
9時半頃には到着というので、和尚は自宅を7時過ぎに愛車で出発した。余裕を持ってのつもりではあったが、スムースに走れて1時間ほどで着いてしまった。道の駅の軒下に燕が多く巣を作っていて雨の中を親が餌を求めて飛び回っている。それを眺めながらご詠歌の練習で時間を費やす。
9時25分にバスは出発し、妙寺駅で5名様を乗せ九度山ルートで山登りだ。道幅も狭くカーブも多いので、ドライバー泣かせでもあり、お客様の乗り物酔いも発生する。10寺半に大門到着、ここから高野山ガイドが乗車。高野山では、公認ガイドがついて案内するのが必須なのだ。中の橋より奥の院へ、まずは記念撮影。ガイドさんが、先頭切って大きな声で案内しながら進む。和尚は、最後尾について迷子予防だ。雨もほとんど上がり、傘の必要もない。御廟から地下法場とお参りし、バスに戻ったのが12時半過ぎ、2時間ほどかけてのお参りだった。「一の橋観光センター」に立ち寄りお買いもの、昼食場所の金剛三昧院には13時過ぎに到着した。食事を済ませ、お軸の表装などの発注を済ませたお客様と国宝の多宝塔を前にしばし解説。
金剛峯寺前の駐車場にバスを停め、1時間半の自由行動。金剛峯寺にお参りに行く方、買い物に走る方など様々だ。和尚は数名の方と中門の作業室を見学、日曜日とあって宮大工さんはお休み。特別に室内の見学をさせていただいた。檜の香りが満ち満ちて、木組みの細工も素晴らしい。ついで、隣の「高野山の霊木の家」を見学、高野山の霊木を7~8割使用して建築したという家で、建築費用は、坪単価は100万円とか。「宝くじでも当たればね~」との声も。
15時半、お山を下り妙寺駅経由万葉の里。17時にお客様とお別れした。満願おめでとうございます。合掌

万葉の里にて  雨ついて 餌を運ぶや 親燕

奥の院にて   さみだれや お礼参りの 奥の院

(写真は、金剛三昧院の国宝の多宝塔)

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